砂嵐に星屑
10件の記録
Kioku@noir142025年10月30日読み終わった東京から大阪の地方局に10年ぶりに戻ることとなったアナウンサーの三木。自身の役割や居場所の不安定さをぐずぐずと悩んでいる時に、かつての上司が死後、幽霊となって職場を徘徊しているという噂が立つ。この三木から始まり、同じテレビ局内に勤める人物達がバトンを渡すように主人公となり、四季が巡るオムニバス形式の物語。どの主人公も弱さを持ちながらもその弱さに向かい合うのだが、その姿は力強いというのとは違う。しなやかさ、したたかさ、みたいなものがなんとも魅力的に描かれていて、爽やかな読後となった。- 3710@minato_37102025年6月8日読み終わった借りてきた春だけ幽霊が出てくるので全編そんな感じかと思ったら違った。 春夏秋冬どの主人公にも共感できるしんどい部分があってじわじわとつらい…。 日常の苦しさやしんどさの描写が巧すぎる…。 全編終わりの空気感に光が見えるのが救い。
はなの@kasikirirotenburo2025年4月16日読み終わった春編は先に感想を投稿しましたが、春夏秋冬と4つの中編。20-50代の4人が、それぞれ何かを抱えながら、それでも生きていくはなし。救いのある展開と言うわけでもないけれど、自分と重なる部分を見つけて、自分が救われた気がする、そんなはなしでした。
はなの@kasikirirotenburo2025年3月7日読んでる春、読了。主人公が同年代で、いろいろわかる!と思いながら読んだ。40歳を過ぎると衰えていくばかりだと痛感する毎日だけど、そんな中でも一歩踏み出すことができるのかも。







