その街の今は

その街の今は
その街の今は
柴崎友香
新潮社
2009年4月25日
12件の記録
  • みつまめ
    みつまめ
    @tomoread35
    2025年5月14日
    街も人も姿を変えながら連綿と続いていく。その過程に自分もいることを愛おしく思った。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年5月8日
  • 千秋
    千秋
    @laincarver
    2025年3月12日
  • hitomi
    hitomi
    @h_t
    2025年3月7日
  • 鶴
    @dmdmtrtr
    2025年3月6日
  • 2024年の年末にtwililightで買って、2025年の年始に読了。 年末年始に何か読むなら、時間や町がテーマの柴崎さんの作品がいいだろうなあと思って。 柴崎さんの作品は他にも気になるものが多いので読んでいきたい…!
  • 七年ぶりか八年ぶりかの二度目。あと八回読みたいのであと八回読みます。 場面数17。登場人物21人。
  • ・複数の女の人とつき合える男ばかりを好きになってしまう話の〆が「似たようなことを経験しているのに、今度は違うと思ってしまう。」→現代文のテストで「作者の言いたいことはなんでしょう?」というあのクソみたいな問題がこの小説を題材に出されたらこの一文答えてまう ・バイト先の喫茶店も、良太郎と入った半地下の純喫茶も、合コンの場所も、その他あらゆるお店がガラス張りのお店。窓のないお店が出てこない。→自分以外の何かとの関わりを避けさせない ・読んでるとホン・サンスの映画がずっとちらつくのはなぜか。カメラを置く位置なのか、寄るときの動きがカットされていなくてそのままズームする感じなのか、公的と私的のブレンド具合なのか、なんだろう ・二回目の合コンが終わったあとのカフェでの一幕、すごい、泣いちゃった
  • ・「小説や物語の体を成さない現実 VS 小説の体に収めたい柴崎友香」という戦い→歌ちゃんと良太郎の恋物語というドメスティックになりがちなメインのストーリーラインを街の風景、時間、他者、が邪魔(邪魔という名の普通の生活)をしてくる。二人で話しているところをデカいトラックがスレスレで通ったり、犬が通ったり。この分量の小説にしては名前のついた登場人物が多すぎる。物語を物語のパッケージングに閉じさせない。 ・今が今であることを徹底的に疑う。街が重ねてきた膨大な時間という長いものの中には二日酔いという近々での歴史も含まれる。かなり曲芸めいた語り方だと思っていたけど実はオーソドックスに一定のスピードで前に進む語り方。ただ、その前に進む線が太すぎるのでそれに引っ張られて混乱して今まできちんと読めていなかった
  • 7年ぶり2度目とかかな。 今まで言語化できてなかった柴崎さんの書く文字の不思議な引力を解明するために一文一文を凄まじく凝視しながら読んでいたら少しずつ何かがわかっていく。一日10ページぐらいのありえない遅さで読んでます
    その街の今は
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