ラーメンと愛国

5件の記録
はぐらうり@hagurauri-books2026年4月1日読み終わった2011年の発刊。最終章ではラーメンの未来について語るはずが、3.11によって不透明になり削除。 面白かった。ラーメンは中華料理の扱いで入ってきたのに、戦後闇市で屋台が興り、店舗を構え、インスタントの発明があり、いつしか日本独自に進化するように。 さらには地域主義から排他的ナショナリズムが乗っかりファッションとしての右傾化が始まる。 ラーメンをテーマに壮大な考察だったが、飛躍がないように思われる。地に足のついた書き方でとても好感。素晴らしい新書の書き手だと思う。
yt@yt2026年3月11日読み終わった愛国もやばそうだが、護国もやばそう。 「こうして地層のように積み重ねられたラーメンの記憶が、やがてラーメン=国民食という、日本人全体が共有する共通意識に結実していったのだ」(p133) 国を語るよりも文化を語りたい。 チキンラーメンでも二郎でも、普通にあるものが愛おしいじゃないか。 「日本社会が一旦は捨てたはずのさまざまな伝統や制度が、再びラーメンの世界に浮上してきているように見える」(p262) 何を題材にしても、いつもしっかり社会を語ってくれる、信頼してます。 15年いろいろありました。 悲しくなるけど、月日は過ぎるんだなと思った。









積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2025年11月21日かつて読んだ「チキンラーメンは、自動車のように数多の部品から成り立っているわけではないし、そこで用いられた生産技術が抜きん出ていたというわけでもない。だが、初めから大量生産という思想を持って生み出された製品であり、その後の販売方式、メディアを活用した宣伝手法など、日本版大量消費社会の到来にとって、きわめて重要な存在であった」 2011年11月6日毎日新聞 2011年11月27日朝日新聞 2011年12月4日日本経済新聞 2013年12月8日東京新聞 2020年6月28日読売新聞 書評欄掲載

