蟹工船

25件の記録
沙南@tera_372026年7月21日読み終わった「おい地獄さ行くんだで!」 三連休さいごにジャケ買いした🦀🦀フォントがかわいくてつい。読んだことはあるけれど忘れてしまったので、これを機に再読。ページをめくるたびに、木みたいな古紙の匂いでいっぱいになります。あと、スピ系でお見かけする「體」「氣」が幾度も出てきた。昔の漢字盛りだくさん。だからわかんないところは潔く、飛ばします。 当時の労働環境の凄惨さたるや、思わず目を背けたくなる描写ばかりだった。奴隷のような扱い、暴力、怒鳴り声。人間の血と体臭、生ゴミ、磯の臭いまでもが漂ってきた。この時代を生き抜いてきたすべての先人たちのおかげで今があることに、ひたすら感謝したい。 ただ、いつの時代にも労働に関する問題は、かたちを変えながら存在し続けて、完全にはなくならないものなのだとも思った。当時と比較すると現代は、技術の進歩に加え、安全面や衛生面も整備され、命の危険を伴う仕事はずいぶん減った。仕事によって直接的に命を落とすことも、昔に比べれば少なくなった。 けれど、仕事が原因でうつ病や適応障害になり、心を失ってしまう人は後を絶たない。病名がなかっただけで昔にも存在したのだろうけれど、それでも現代は目にする機会が多い気がする。環境も法律も整えられ、「働き方改革だ!」とか言って、国を挙げて残業時間まで減らそうとしているのに。(実際にはあんま減ってないけど。) 何が変わったんだろう、と思う。感情労働が昔よりも増えたのかな…。脳を酷使しているから?詳しくはわからない。私も社会に出て初めて、「過労死」という言葉が決して大げさではないことを知った。どうしてこんな世の中になってしまったんだろう。 今を生きる私たちも、蟹工船の人々のようにもっと声を上げるべきなのかもしれない。もっとも、それが簡単なことではないこともよくわかる。黙って耐えることが、いちばん現実的な選択になってしまう人も少なくない。限界を迎えてしまったときには、反抗する気力なんて残ってないものね。そんな中で二度もストライキを決行した蟹工船の人々、すごすぎる。だからこそ、この物語は百年前の話なのに、どこか他人事とは思えないんだろうな〜。 とか考えてたら、あー眠れない。


- の@non00132026年4月25日読み終わったオーディブルを始めて声優が豪華だったので聴いてみた。 1時間で聴きやすかった。必死な中村悠一とめちゃくちゃ悪い小杉十郎太が聴ける。 冒頭の文章だけ知っていて内容は知らなかったが、蟹工船は地獄だ




















