1930年代の中国（中華民国）のある街が舞台のハードボイルド。 街の有力者の姪であるお嬢様から、行方不明になった友人の女学生を探してほしいと依頼された女探偵のお話。 派手さはないけれど、ずっと低音が鳴っているような渋さが心地いい。 タイトル回収が沁みますね。

1934年の中国が舞台。ハードボイルド？ってあらすじに書いてあったけどどちらかというとミステリーだった。中国人の名前を覚えるのが大変だったが、そこまで複雑な話でなく理解しやすかった。

ハヤカワポケットブックスが入るブックカバーを持っていないので、持ち歩く必要がないゴールデンウィーク中に読み終わりたい。