よるのふくらみ
25件の記録
紫陽花@f_you_m2026年8月12日かつて読んだ寂れて来つつある商店街で育った主人公と、幼馴染の兄弟。三人の想いと、性欲に対する思考と、恋情。危なっかしい均衡で保たれてたソレが、少しずつ少しずつ、ズレていく感じ。各章の最後の文がなんか好きだった。夜の商店街の真ん中で、水草のような、その不規則な動きを、いつまでも俺たちは見ていた。


しろ。@shiro_book2026年8月3日読み終わった大人の恋愛小説を読みたい人におすすめ。 どこか目を背けたくなるような感情と向き合っていく主人公たち。兄弟で同じ人を好きになったりと複雑な感情の動きの中、目の前にある現実に懸命にもがく登場人物たちが切ない。


®️@nktmryk2026年6月11日買った読み終わった@ 自宅全く違う短編集かと思いきやそうでもなかった 生々しくてどろっとしてて読みやすくてちょっと苦しかった 結婚する前に読んでたらまたがった感じ方だったかも 私は女なのでみひろが幸せになってくれればそれでいい 解説が尾崎世界観なのが良かった 今まで読んだ解説の中で一番良かった


- 2630@kkk_262026年3月29日読み終わった想像よりすごく早く読み終わって驚いている。 やっぱり窪美澄、好き…。出てくる登場人物にイラっとしたりなんでだよ〜〜〜と思ったりするのにその人視点の話を読むとそっか…こいつも色々考えてるんだ…って当たり前のことに気付かされるような。人って多面的なんだって改めて思う。『じっと手を見る』にちょっと雰囲気似てる気がする。人のどうしようもなさみたいなのも含めて。この生々しさが好きだな。 裕太とみひろがくっついてからの話、読みたい…。圭祐も前に進めそうでよかった。 結婚についてなんか考えちゃうね。

amy@note_15812025年8月23日読み終わった感想いまだに女性には性欲があることを認められずにないものにされたりする つるっとしたプラスチックみたいに思われがちだ。そこに生々しさはざらついたものがあると認識されない 窪美澄さんの小説に出てくる女性たちはみんな生でざらついてて、汗ばむ皮膚の下に血がどくどくと流れているのを感じる 自分の性欲に振り回されて、もがいている女たちが愛おしい。性に主体的な女性はいまだに奔放では好意的に受け取られることが少ないと思う だからこそ、こうして自分のなかにある性欲の存在を認めたうえでそこにもがいている女たちの生き様を読めることがうれしい
橘海月@amaretto3192024年8月6日読み終わったみひろと幼馴染の圭祐と裕太兄弟。商店街の狭い世界はなんでも噂となる。みひろの母が過去に男と出て行ったこと、圭祐と裕太の父の浮気、圭祐とみひろの同棲とそして別れも…。大事なのに、好きなのにうまくゆかない。人の数だけ歯痒さを詰め込んだ物語。 みひろ、圭祐、裕太。それぞれの視点で綴られるごとに、理解できないと思っていた感情すらなんとなくわかる気がするから不思議だ。悪い人がいるわけではないし、彼らなりに必死に努力している。でもどこか不幸で、現状に膿んでいる。足掻いてもどうしたらいいかわからない。その痛みも含めて愛おしい。



















