滅私
10件の記録
橘海月@amaretto3192025年9月13日読み終わった極力物を持たない生活を送る冴津。ワンルームに少ない家具、服と靴は二つのみ。お土産の菓子も贈答品も開けずにゴミ箱に叩き込む。同じようにシンプルな暮らしを好む人達と集い、いかに自分達が素晴らしいかを讃え合う。そんな彼に、捨てたはずの過去が押し寄せてきて…。 勤めていた商社を辞めてからも、ライターとブランド監修と投資で充分な稼ぎを得て、シンプルな暮らしをしている現在の冴津。そこだけ見ると真面目で大人しそうなのに、彼の過去がチラチラ垣間見えると、そこには暴力や違法行為を意に介さないヤバさしか感じられない。読みながら「主人公が痛い目にあえばいいのに!」としか思えなかったので、極端から極端に触れる彼が最後は痛い目を見てよかった。
1neko.@ichineko112025年8月18日読み終わった「無駄」とされているもの、ことへの抵抗感が下がり、肯定感が上がったかなあ、思ったら、盲目すぎることにかわりないと感じさせられる。 いいものを読ませてもらいました。感謝! 私のなかでは、「バス旅」の印象が強い作者ではある。けど、他の作品も読んでみたい。




