月魚
65件の記録
海の日@ozanari2026年1月7日読んでる気が抜けない。まつ毛の陰が頬にかかるような白い男と、その一つ上の幼なじみの男の関係を、マジでずっと嗅がされている。気を抜くと耳たぶを赤らめる白い男の描写が豪速球で飛んでくる。確実に性交している関係なのに徹底的に性交抜きになっており、もどかしい。決定的な瞬間を見せてこない。隙がない。2人で寝たのに気づいたら朝だ。しかし「昨晩は熱いくらいだった」らしいです。




柘榴蝋燭@junee_7772026年1月3日読み終わった素敵な作品に出会えた。新年一発目の本がこれで良かったな。 古書店の世界についてたくさん知れた。新しい発見があった。主人公二人の間には、他人が近寄れない二人だけの世界が広がっていた。二人の関係性が大好きです。 とくに最初のほうの「明日、吸い殻ちゃんと拾えよ」「へえ、泊まっていっていいんだ」と 書き下ろしの「所有欲も愛着も、本当はものすごくあることを自覚してる。いつまでだって撫でくりまわしてじっくり味わいたいし、だれにも渡すもんかと、いつもいつも思ってるんだ」の瀬名垣の台詞に心がギュッとしました。(尊い愛だと解釈させていただきます、、、) あと、水に沈んだ私の村、、、素敵なエピソードだな。また別の視点からのストーリーがあることによって二人の関係性と二人の間の空気?温度感?がよりよく伝わってきました。 作者の意味深な表現の仕方も好きです。。深く読めば読むほど、色々な解釈ができる。 こんな素晴らしい作品に巡りあえて幸せです。お陰で素敵な一年を過ごせそうです。また今度もう一度読んで、新しい発見をしてみたいと思います。 水がキーワードなこの小説。二人に幸あれ。


水梅@umeno_mizu2026年1月1日読み終わった古本に携わる2人の男性の物語。本とお互いを想いながら、罪を背負いながら、執着してしまう描写が美しかった。そしてどこか官能的。 「傷が傷として残っても、それでもいいと態度で示してくれる人がいます。それはやがて傷ではなく、私の、私だけの模様になるのだ、と…」 ここでじん、ときました。


nukui@nukui2025年6月27日読み終わった何回読み返したかわからない。一生好きだろうな、墓に入れて欲しい。 本を扱う仕事をしているから、共感できるところも、悲しくなる台詞もある。かなり昔と読み味が変わった。 感情が言わずとも映し出される。その筆致に脱帽。




なこ@167otogi2025年4月13日読み終わった古書店・無窮堂の若き主、真志喜と友人の瀬名垣。幼い頃から本に囲まれ本に愛される二人の関係は、ある一冊の本を見つけてしまった事で大きく変わる 罪悪感を隣り合わせに、ぬるま湯に心地良さを感じて抜け出せない。言葉にされない二人の切なく濃密な関係が最高だった。
宮子@miyako2025年3月23日読み終わった📙読了。古書界隈で名の知られた祖父を持つ、古書店『無窮堂』三代目・本田真志喜と、その祖父に才能を見出された元せどり屋の父を持つ卸専門の古本屋・瀬名垣太一。幼い時を共に過ごす二人だったが、とある古書を手に取った瀬名垣によりその日々は一転してしまい———。 本はいつも書店で新しいものを購入しており、古本=かつて誰かの手元にあった本、くらいの大雑把なイメージしかなかったのでまたひとつ新たな世界を知ることができた。「図書館に入ってしまったら、本は死んでしまう。流通の経路に乗って、欲しい人の間を渡り歩ける本を、生きている本と呼ぶんだ」「図書館にまとめて寄贈? とんでもないわ。そのまま永遠に動かされず、暗い書庫の奥で朽ち果てていけというの?」という作中の言葉になるほどなぁと思った。 仕事や職業を取り扱った作品に恋愛要素を入れないでほしいタイプなのだが、『月魚』はすんなり読むことができた。わかりやすく恋愛していないからかな? 同著書の『舟を編む』も読めるかな。 あと私も自身の本棚にある本たちを愛し生かそうと思い、とりあえず積読している本を読み進めることを決めた。














































