おわりの雪
12件の記録
mi estantería@aki_672026年3月10日読み終わったことしの始まりは死が近い人との暮らしだったので、少年の心細さを読んだらあの日々が蘇ってきた感じがした。 少年より年は上なので大丈夫な顔してる。けどおんなじだ。

もん@_mom_n2026年1月5日読み終わった心に残る一節@ 自宅はじめての白水Uブックス。繊細で密やかで寂しくて、とてもよかった。 p.42 ぼくはトビに会いにブレシア通りへむかい、途中でつや消しガラスの電球を買った。その電球は、ちょっと梨に似ていた。四十ワットの梨だ。ぼくはそれをポケットにしまった。 p.101 ベッドに横になった。水滴のしたたりおちる音がした。目をつむった。するとそのとき、目をつむることと水滴の音とのあいだに密接な関係のようなものが生まれて、ぼくの気持ちをしずめてくれた。ぼくはしばらくのあいだ、しずかな気持ちでいられた。ズボンから水気がなくなってしまうまでは。 p.143 いまでもときどき考えることがある。あれはぼくが実際にしたことなのか、それともしたいと思っただけなのかと。どちらでもおなじことだ、そう思うのがぼくは好きだ。そして、そう思って満足する。 p.149 (訳者あとがき) マンガレリの作品に登場する少年たちは、現実そのものを変えることはできない子供ではあっても、空想によって、世界を味気ないものから生き生きしたものへと変えることができる。マンガレリ的世界において、空想力とは現実から逃避するためのすべではなく、現実を生きていくために子供にそなわった逞しい力である。















