美術手帖 2025年 4月号

14件の記録
- r@teihakutou2025年7月14日読んでる6月にヒルマ・アフ・クリント展に行き、映画『見えるもの、その先に』も観て、なんとなく惹かれるけどよくわからない、という状態だったので読んでる。 岡﨑乾二郎(次の休みにこの人の展示も観に行くつもり)の対談で、ヒルマ・アフ・クリントのすごさがやっとわかりはじめている。 「観察することが観察者自身の認識を変容させていく、その相互作用、その過程自体を研究しようとしていたことでは皆、共通していました。[…]従ってアフ・クリントの作品だって、まず子供たちが自然の事物に接するように見るところから始めていい。[…]認識が進展していくプロセスにこそ、彼女が絵に託した役割を把握するヒントがあるわけでしょう。」
- いくぽぽ@ikureadsbooks2025年5月7日読み終わったもう一気に読んだ。美術手帖の特集をこんなに最初から最後まで全部読んだのは初めてかもしれない。岡崎乾ニ郎✖️三浦健仁の対談(の主に岡崎さんの話していたこと)で一番たくさんのことが腑に落ちた。 彼女は今まで学んだこと、常識的だと思っていること、知っていることをいったん手放して、実際に手を動かして得た結果を観察して新しく考えることを実践した、それを抽象画として表現しそれを体系的にやっていったということだったと思う。 彼女の制作していた時代のスピリチュアルやオカルト、超感覚的世界への親密感みたいな部分もなんとなくわかった。 私は展覧会で二項対立を至る所で感じてしまい、なんだか居心地が悪かったのだけど、この特集を読んだらその解釈とは真逆で、彼女は全てのことが流動的で絶えず進化し続けると強く信じていた、というのにびっくりした。すべての人のなかに「男性的な側面」と「女性的な側面」が混在すると考えていた、とまであった。彼女の作品をクイアな視点から捉える文章もあって、私が抱いた印象とだいぶ違っていた。展示してあった資料にもっと注意深く目を通していたら、また違った印象だっただろうか。
- いくぽぽ@ikureadsbooks2025年5月6日買った読み始めたヒルマ・アフ・クリント展を見に行ったが、スピやカルトの分野を知らなすぎて消化不良だったので購入した。これで何かわかることがあるだろうか。