模倣犯 (五)

模倣犯 (五)
模倣犯 (五)
宮部みゆき
新潮社
2006年1月1日
10件の記録
  • 本の虫
    @read_yuyu
    2025年8月7日
    ついに、、私的にここまでの長編作品を読了したことがなくて、何よりも達成感がすごい、、 私は特にミステリーを好んで読むのですが、やはり防犯カメラやセキュリティが厳しくなってきた現代は中々''連続殺人事件''というものは難しいんだろうなあと感じます 同じ状況でも舞台が現代だったら、 すぐに犯人のしっぽが掴めたりしちゃうのかな〜 ただ、十人十色という言葉の通り 私が当たり前に感じている痛み、辛さ、苦しさを感じない人がいること、他人の痛みを感じられない人は一定数いて、 その人がいつ一線を超えてしまうのかは分からない 特に今このネット社会、マスコミの情報全て鵜呑みにしていては良くない、自分で判断する力が大事。 模倣犯5 本文より 「また始まった。ホントは、だ。ホントは違ってた。ホントはこうだった。やめなさいよ。あんたがそのとき考えたことが本当なんだよ。本当のあんたは、そのときそのときその場にちゃんといるんだよ」 本当の自分を見失いがちな私にとって響く言葉でした
  • ふじこ
    ふじこ
    @245pro
    2025年7月17日
    東京の下町でOLが行方不明になり、その10ヶ月後に公園から切断された女性の片腕が見つかる。連続誘拐殺人事件は、やがてメディアを巻き込む劇場型犯罪へと発展していく。多くの登場人物たちによる心理戦に夢中でページを捲った。クライマックスで模倣犯というタイトルの伏線回収がされ、さまざまな感情が自分の中に流れ込んでくる。真相がわかっても、誰も、犯人さえも救われない。誰かがいなくなれば、それを悲しむ人がいる。殺されていい誰かなんて、ひとりとして存在しない。人は、誰もが生きているんだという当たり前のことを思い出す。
  • 白沼
    @shironuma
    2025年7月12日
    公園のゴミ箱から女性の右腕が発見された。それを機に始まる連続女性拉殺害事件の顛末がついに語られる最終巻。 面白かった〜! みんなが周りの人間の身勝手さに振り回され(また自分も身勝手さで周りを振り回していて)、そんな中でどうにか足掻く物語だったなあ。 巻き込まれた被害者とその関係者全員が可哀想というかこんな奴らのために犠牲に…?と思わせれるんだけど、中でも由美子がお兄ちゃんは人を殺したと思ったまま死んじゃったのが本当に…うぅ…。
  • しゅく
    しゅく
    @ct2011
    2025年5月6日
  • 霧
    @yoruto
    2025年4月21日
    本文、p67より抜粋。 「犯人は人殺しをしたいんじゃない。あんたの意見に拠れば、奴はただイベントを起こしてるだけだ。言ってみりゃ創作だ。じゃあ、その動機はなんだ?」 「創作活動に動機は要らないよ。作家に訊いてみろ。画家に訊いてみろ。どうしてそんなことをするんだと訊かれたら、連中はたぶん、みんな同じようなことを答えるはずだよ」 ただ、そうしたいからだーーと。
  • kana.hon
    kana.hon
    @kana_i
    2025年3月20日
  • なまはむ
    なまはむ
    @namnam_0
    2025年2月10日
  • もりけん
    @kenmori
    2020年5月1日
  • 地形
    @chikei_87873
    1900年1月1日
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