グレイス・イヤー
24件の記録
haku@itllme2026年5月18日読み終わった雨の夜。頭が痛い。 スマホもパソコンも光り、動くものには疲れた。 故に私は本を読みたかった。家の本棚に積み重ねてあった表紙がかわいくて力強い1冊。 ある街のある郡にある伝統。 "グレイスイヤー" その1年を少女たちはどうやって生き抜くのか。 キャンプ場に入るまでティアニーと同じでわたしは物語の設定が全然わからなかった。何が始まるのか。どこに連れて行かれるのか。マイケルは何故ヴェールをくれたのか。 ページを捲る手は止まらなかった。 わたしはあの木の小屋で過ごした時間を忘れないと思うし、ティアニーが何度も何度も希望を捨てなかったことがカッコよかった。 この物語は全然終わっていない。 わたしの中でも。 色んな疑問が頭の中にまだある。 何故こんなものが始まったのか、何処に彼らの世界があるのか。


慶雲@dante-amons2025年12月7日買った読み終わったネタバレあり@ 紀伊國屋書店 梅田本店友だちがオススメしていたので購入。 "ディストピア小説"と聞くと現実と懸け離れたイメージがあるけど、この作品は現実と地続きで、 今、ここがディストピアなのだ と感じざるを得ない。 女性のコミュニティ内で起こることとして描写されるけど、"扇動"と"排除"の構造が今まさに日本で起こっていることと重なる。地道で建設的な道を捨て、感情的でその場しのぎな道を選ばせる。 書かれた物語の中で世界はひっくり返らなかったけど、実は種は既に蒔かれていて芽吹いていてゆっくりと世界が変わる兆しが示唆されて終わる。 これは「消費する物語」ではなく「実践する物語」なのだと思う。

おこめちゃん@okome6212025年7月16日買った読み終わったフェミニスト・ディストピア小説。 久々に1冊読めて嬉しい。 この世界には 女の子を男を惑わす魔力を秘めている とか 女の子には理性がない とか 大人の女を嫉妬に狂わせるとか 小説の中だけではないことが いわれてきて ときには体を傷つけられ 自分の意思決定をうばわれて ほんとに多くの女の子が痛い思いをしている 風習を拒否すれば異端といわれ コミニティーから弾かれる 外の世界に憧れをもてば 大人たちから 外の世界はもっと恐ろしい 外の世界は秩序がない ここが一番安全と言われ 外に出られなくなる 作者は何もこれは遠い世界の どこかの話ではないとあとがきで語る。 作者は思春期の女の子が駅のホームにいる際 大人の男が全身を吟味するように見ていた、 また別の大人の女はイライラした 迷惑そうな顔をして女の子をみていた 少女を獲物かライバルとしてしか見れない 私たちはこの子たちに なんて仕打ちをしているのだろうと 私たちはどうかな ここが一番安全な場所かな ここが一番安全と思い込んでないかな 若い女の子を敵視してないかな 自分が思春期だったときの痛みを 誰かにぶつけてないかな


- ギンダベラ@gindabera2024年5月23日読み終わった読み出したら止まらない。フェミニズム小説かと思って読み進めていたけれど、もちろんそういう面は強いけれど、視点が偏ったシステム(偏っていないシステムなんてあるのか?)に抗う人々、受けいる人々の物語としても受け取れたりして、包容力があるいい小説だと思った。 女性の政治家が頑張ってはいるけれど、男性政治家と同じ振る舞いをしている(同じ土俵で勝負している)ことを嫌う方の話を聞いていたことがあるが、読んでいる間、ずっとそれが頭から離れなかった。主人公はそうではないはずなのだがどうしてだろう?変えられるならこだわりポイントではない と、自分は思っているので、ずっと頭にあったのは不思議な感覚だった。

















