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慶雲
慶雲
慶雲
@dante-amons
関西で活動している小劇場俳優です。
  • 2026年2月23日
    レイシズム
    レイシズム
    原著の初出が1940年、その後改訂されたものを翻訳されたとのことだけれど、ナチスによる人種差別・排斥が行われている時代の真っ只中にこれが出版されたことがすごいと思う。 「人種というものは確かに存在する。しかしレイシズムは迷信といっていい。」(p.118) 新訳の本書が刊行されたのが2020年。その後日本ではレイシズムとナショナリズムが日常の中にどんどん侵攻してきていて、一部政党や政治家(政治屋)がそれを扇動している。 本書ではあらゆるデータを元に人種による優劣は無いということを示している。本書を読めば人種差別がいかに荒唐無稽かを知ることができる。 けれども視野を狭められ、感情的に扇動されてしまっている人たちに対してこのデータはどれほど有用だろうか。 粛々と、差別の生まれにくい社会に向かって進んでいくしかない。
  • 2026年2月20日
    イン・ザ・メガチャーチ
    社会学の専門書数冊を噛み砕いて物語にした作品という印象。小説と位置づけることに抵抗を覚えるほどの現実性と社会学的言説に溢れている。 奇跡が起こったりすることはなく、始まった物語が淡々と進み、終わる。 推し活と宗教の親和性・人を惹きつけるための"物語"・男性の生きづらさ・孤独孤立・陰謀論 この辺りの社会学的テーマに気軽にアクセスできるという点では良い本だと思う。 (気軽にアクセスできる、という言葉を使うことに好ましくない感触を感じつつ) 残念ながら、僕は"創作"としては楽しめなかった。
  • 2026年2月18日
  • 2026年2月18日
    積ん読の本
    積ん読の本
  • 2026年2月18日
    グググのぐっとくる題名
  • 2026年2月18日
    増補新版 女ふたり、暮らしています。
    増補新版 女ふたり、暮らしています。
    韓国の女性二人の共同生活記。お二人とも言葉に関わる仕事を生業にされているので文章がおもしろい。 お二人の生活の中の良いことも苦いことも気楽なトーンで語られていて、紙面からお二人の人間味が溢れてくる。 日本と同じように、"未婚であること"・"嫁になること"が女性にとって望ましくない環境となりえる中で、婚姻や血縁に依らない共同体を築いている姿が輝いて見える。 でも女性同士じゃなくても、男性二人でも男女でもこういう関係は築けると思うし、相手と歩調を合わせながら生きることは今のような世界の中ではとても尊いことだと思う。 あと、一緒に住まれている猫4匹がとてもかわいい。
  • 2026年2月15日
    変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館
    民博ファンとして、これは買わねばでしょ。 読むと行きたくなっちゃうな。(読んでいなくても常に行きたいんですけど)
  • 2026年2月14日
    猫に学ぶ
    猫に学ぶ
  • 2026年2月14日
    今夜ヴァンパイアになる前に
    今夜ヴァンパイアになる前に
  • 2026年2月11日
    持続可能な魂の利用
    単行本の方を(装丁が違うので一応記載)。 初出が2017年、単行本の刊行が2020年。きっと当時はセンセーショナルな内容として迎えられ、多くの人の目を開いたのだと思う。2026年の今初めて読むと、描かれている主張はSNSなどで「よく見聞きする話」になっているし、描かれている願いからは世界がさらに後退していて暗澹たる気分になる。 2020年の刊行当時に読んでおくべきだった。 帯文には「王様のブランチ・読売・毎日・東京・中日新聞・週刊文春・AERA etc…各誌紙大絶賛。今年一番読んでほしい最高エネルギーチャージ小説!」とあって、日本のフェミニズム小説のマイルストーンの一つとして意義深い作品だと思う。
  • 2026年2月10日
    アイドルについて葛藤しながら考えてみた
    アイドルについて葛藤しながら考えてみた
    "葛藤しながら"という書名の通り、結論らしい結論の提示されない試論集。それが良い。 推しがいる当事者として、自分が抱える・感じたことのある矛盾と向き合うための材料を貰える本。
  • 2026年1月20日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
  • 2026年1月16日
    猫の文学館1
    猫の文学館1
  • 2026年1月15日
    違国日記(1)
    違国日記(1)
    アニメ化したからか電子書籍アプリで3巻無料だったので読みました。 血の繋がりの遠い2人の共同生活。共通の人物から受けた呪いを抱えつつ、手探りでお互いの人生に関わり合って行くプロセスの描き方が良い。 最近はお互いが救われ合うコミュニティを描いた作品が好きだなぁ。
  • 2026年1月7日
    性的であるとはどのようなことか
    自分がよく読む分野が社会学なので、タイトルを見たときに勝手に社会学の本かと思っていたら、哲学・美学の本だった。 「性的なもの」「えっち(エロティック)なもの」とはどういうものなのか、我々はどのようにそれを感じているのかを哲学的に解剖している。本書内でも触れられているが、確かに哲学は"高尚"に捉えがちだが、本書は"えっち"なもの(この言葉選びが身近さを際立たせていて秀逸)という極めて身近な感覚を身近なまま論じているのが面白い。 "読んだら終わり"ではなく、読んでから「自分はそういう感覚でえっちさを感じているか?」という問いが始まる。
  • 2026年1月3日
    林檎の国のジョナ(2)
    「"残念な"イケメン」という言葉の残酷さにフォーカスを当てた2巻。他にもトロフィーワイフやネグレクトなどにも光を当てている。 正市の自分の家族について口にした「ちょっとずつ苦しむことさ慣れでる…。」という言葉が、実はこの作品全体にかかっている。 ジョナの青森の生活に影が差したところで次巻へ。
  • 2026年1月3日
    林檎の国のジョナ(1)
    アフター6ジャンクション2「このマンガがすごい面白い!大賞 2025」で紹介。 「満たされない心と向き合う再生の物語」という帯文が良い。ルッキズムと無力感を植え付けてくる母親から離れた先でも、決して解放されるわけではない。それでも「りんごの木」の児童たちや正市と向き合う中で自分自身の価値観やできることを再認識していく過程は確かに"再生の物語"だな、と。 ・仕事を辞めて ・青森に行って ・(偶然とはいえ)小学校の教員になる という選択肢を選んでいる時点で自分を変える種を撒いているんですよね。
  • 2025年12月30日
    この闇と光
    この闇と光
  • 2025年12月29日
    BUTTER
    BUTTER
    味覚・触覚・嗅覚をくすぐられながら、日本の家族観・女性観・男性観・ルッキズムが克明に描かれる。 センセーショナルな事件の中から「孤独・孤立」というエッセンスに焦点を当てて生死の分岐点に置いているので、結末が温かく心地良い。 依存・崇拝は根本的な治療薬になり得ず、信頼やサードプレイスが必要であること。登場する料理が 自己愛の乏しい簡素な料理→ただ受け取るだけの外食→人に提供・共有するための手料理 と変化していくことが物語のリード役として上手く機能している。
  • 2025年12月23日
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慶雲 (dante-amons) さん - Reads | 読書のSNS&記録アプリ