在日朝鮮人とハンセン病
7件の記録
- しろくま@shirokuma19092026年7月7日読み終わった借りてきた在日朝鮮人でありハンセン病患者・回復者でもあるひとたちが、どのように日本の療養所の中で生き抜いてきたのかを明らかにしようとした本。朝鮮人入所者の識字率が低く、自らの境遇を文章で書き残せた者が多くはないことから、朝鮮人入所者・回復者のさまざまな表現活動、文化活動や、彼ら・彼女らへの聞き書きなどの各種の資料を用いている。 日本のハンセン病患者の歴史と在日朝鮮人の歴史をそれぞれ独立したものとして、これまでの私は捉えてしまっていた。そのため、在日朝鮮人でありハンセン病患者・回復者でもあるひとたちがどのような状況に置かれ、どのような葛藤を抱え、生きてきたのかを想像すらできなかった(ハンセン病が生活環境の良し悪しによって発症したりしなかったりする病であることや、在日朝鮮人が劣悪な生活環境に置かれがちであったため、在日朝鮮人に占めるハンセン病患者の割合が日本人に占めるハンセン病患者の割合よりも相対的に高いことは知っていたにもかかわらず)。この本を読んで、在日朝鮮人でもありハンセン病患者・回復者でもあるひとたちの歩んできた歴史をはじめて知って、これまでの自分の想像力のなさを反省した。


みゆ@ant12bb212026年1月20日読み終わった@ 自宅「一九四五年八月一五日の日本による植民地支配からの解放の喜びもつかの間、祖国朝鮮は一九四八年にそれぞれ朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国という分断国家として成立することとなってしまった。日本国内の朝鮮人社会においても分断が深まったように、療養所内にもその分断が持ち込まれることとなった。」(100ページ) 「ハンセン病療養所は日本社会の縮図でもある。同盟や全患協、全盲連の闘いに学ぶべき点は、療養所内の異なる立場の人びとと共に闘い、成果を獲得してきたことである。さまざまな立場の人びとが暮らす現在の日本社会においても、差別や排外思想に抗し、共生していくためのヒントがここにあるのではないだろうか。」(97ページ)












