青い脂
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- kota@kotakota52026年7月28日読み終わったはじめて読んだソローキンだった。一般的な"卓越した想像力"というもので想像されるファンタジーではない、汚く奇妙でなぜそういう選択になるのか?という物語世界。しかしここで描かれるグロテスクな想像は、恐ろしいことに現実世界のグロテスクな様相の延長線上にあるのである。歴史が如何様にも改竄可能で、現在進行形の罪の所在もはぐらかされる世界において。ロシアという風土で表現を行うことに自覚的であるからこそ、このグロテスクな未来のロシアを描くことができる、という作者の表現者としての強さに平伏する。

RIYO BOOKS@riyo_books2020年7月19日読み終わったスターリン期のソ連文学は化粧を塗りたくった甘ったるい顔をした怪物であり、『青い脂』はそんなソ連の現実を裏返してその腐った内臓に目を向ける試みだった。 ──ウラジーミル・ソローキン










