ヘーゲル読解入門(上)

ヘーゲル読解入門(上)
ヘーゲル読解入門(上)
コジェーヴ
上妻精
今野雅方
白水社
2025年10月27日
16件の記録
  • はるか
    @rlha_tinue
    2026年4月9日
    第二章まで読んで、飽きてしまったので一旦中断。 友達の解説を聞いてまた戻ってくるかも。 「人間的欲望、より正確に表現するならば、人間の生成をもたらす欲望、すなわち自己の個体性、自己の自由、自己の歴史、そうして自己の歴史性を意識する自由かつ歴史的な個体を構成する欲望ーこのような人間の生成をもたらす欲望は、実在する「肯定的」な所与の対象ではなく、他者の欲望に向かうという事実によって、(ただ生き、ただ自己の生命感情をもつにすぎない自然的存在者を構成する)動物的欲望と異なる。 このようなわけで、例えば、男女間の関係においても、欲望は相互に相手の肉体ではなく、相手の欲望を望むのでないならば、また相手の欲望を欲望として捉え、この欲望を「占有」し、「同化」したいと望むのではないならば、すなわち、相互に「欲せられ」、「愛され」ること、或いはまた自己の人間的な価値、個人としての実在性において「承認され」ることを望むのではないならば、その欲望は人間的ではない。同様に、自然的対象に向かう欲望も、同一の対象に向かう他者の欲望によって「媒介され」ていなければ人間的ではない。すなわち、他者が欲するものを他者がそれを欲するが故に欲することが、人間的なのである。 このようなわけで、(勲章とか敵の旗など)生物的な観点からはまったく無用の対象も、他者の欲望の対象となるから欲せられうる。このような欲望は人間的欲望以外の何物でもありえず、動物的実在性とは異なったものとしての人間的実在性は、このような欲望を充足させる行動によらなければ創り出されない。つまるところ、人間の歴史は欲せられた欲望の歴史なのである。」(p.15-16) このあたりおもしろかった。
  • まくらふたつ
    まくらふたつ
    @izuha
    2026年3月30日
  • 烏有
    @megalorrountas
    2026年3月14日
  • ないとう
    ないとう
    @lpicnic
    2025年12月19日
  • しもん
    しもん
    @shiminnoaka
    2025年12月8日
  • よもぎ
    よもぎ
    @yomoghi
    2025年12月6日
  • 閑雲ヤカク
    閑雲ヤカク
    @Yakaku_k
    2025年12月4日
  • 閑雲ヤカク
    閑雲ヤカク
    @Yakaku_k
    2025年12月4日
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年11月19日
    「一言で尽くせば、本質的実在は一種全能の主である。すなわち、世界を創造する、或いは少なくともそれを支配する神である。力と法則とのニュートン物理学が超越主義的神学によって必然的に補完されたように、逆にこの神学が世界の「機械論的」解釈を生み出す。(したがって、ニュートンが神学者でもあったのは偶然ではない)」 自身の行為や言説の客観性を確立するために、おのずと神の概念が生まれること。日本的に言えば「お天道様が見ている」。この自身よりもすべての面で上回る「主」の存在を自身の外に見立てることにより、より崇高な自己を生成していく反復運動。 『中世の覚醒』(ルーベンスタイン)における「信仰と理性の結合」への努力。 偉大な発見をもたらした物理学者たちがすべからく神の存在を信じていたという事実(『科学者はなぜ神を信じるのか』三田一郎)。
  • にゃめたま
    にゃめたま
    @seiji_s
    2025年11月13日
    しばらく積むことになる
  • 敗荷
    敗荷
    @sibue_fjodor_
    2025年11月11日
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年11月11日
    「奴は自由であることがどんなものかを知っている。彼はまた自己がそうではないこと、そしてそうなりたいと欲していることを知っている。そうして、闘争とその結果(主の勝利と承認の獲得、奴の敗北と労働の強制)の経験が前もって奴を超出と進歩と歴史とに向けて傾けしめているならば、主への奉仕において労働する彼の奴としての生は、前もって定められたこの傾向を実現することになる」 自分の息子にもそう生きてほしいと思えた一文。 主という屍を越えて行く奴の歴史(人生)。 主の器がないという自覚の中、主たらんと振舞う悲しさは、主を演じ、生きることでしか分からない。
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年11月6日
    「人間が実際に、そして真実に「人間」であるためには、そしてまた自己をそのように知るためには、彼が作り出す自己自身の観念を自己以外の人間にも認めさせねばならない。すなわち、彼は自己を他者に(理想的な極限の場合、他のすべての人間に)承認させねばならない。言葉を換えて言うならば、彼は自己が承認されていない(自然的かつ人間的な)世界を、この承認が働く世界へと変貌せしめねばならない。このように人間的な企図に対し敵対的な世界をこの企図に適合する世界へと変貌せしめることが、「行動」とか「行為」とか呼ばれるものである。」 p.26 「他者に承認させねばならない」 この表現が、いやというほと沁みる。 アツアツのおでんを食さねばならない芸人のように。 他者の承認への奉仕と企図の成就、その2+2=4に対する反動がバタイユを生成する。
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年11月5日
    岡本太郎とバタイユがこの人の講義を聴講していた。 自分にとってはその事実だけでもこの本を読むための十分な理由になる。 待望の新書サイズ。
  • 敗荷
    敗荷
    @sibue_fjodor_
    2025年9月29日
  • AIME
    AIME
    @aime2nd
    2025年9月4日
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