め生える

め生える
め生える
高瀬隼子
U-NEXT
2024年1月6日
13件の記録
  • 蛸足配線
    @nekoai30
    2025年6月9日
    はげであったことがいつまでも自分を孤独にしている、と何度も新鮮な気持ちで悲しむ。悲しみが募ってたまらなくなった日は、一人きりの部屋で髪が一番美しく見える角度でライトを当てて、鏡の前に座り、美しい黒髪にうっとりとくしを通した。(P123) コンプレックスの原因が解消されたとて、根に染み付いた卑屈さや疎外感までは帳消しにならない。不意に傷が痛む。自分の欲しいものを持つ友人は、自分の持ちものを欲しがっている。互いに屈折した感情を抱えていても、どうしてなのか、やはりずっと友達で居たいと思う。
  • 🐾
    🐾
    @x17
    2025年5月26日
    📖:5/24〜5/26
  • annamsmonde
    annamsmonde
    @annamsmonde
    2025年4月20日
    二十歳までにほとんどの人がハゲるようになった世界での、人間模様の「はかばかしさ」か切実に書かれていてヒリヒリした。 みんな同じになった。平等になったのだから、コンプレックスもない、などと簡単にはいかず、過去におびやかされ、未来への不安を嘆き、余計に他人の目を気にして生きるようになった人間のどうしようもなさが痛い。
  • でん
    でん
    @den746book
    2025年4月9日
    20250409 読み終わった。面白かった。一生分「はげ」という言葉を目にした気がする🧑‍🦲
  • おもち
    おもち
    @mochimochi
    2025年3月26日
  • mi
    mi
    @mer_18
    2025年3月25日
    ありのままで生きられない人の話、はげという単語をこんなに見るとは……
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年3月19日
  • ねこさん
    ねこさん
    @nekosan
    2025年3月14日
  • 夏しい子
    夏しい子
    @natusiiko
    2025年3月6日
    ありのままでいることが出来ない側の人たちを描くのが高瀬さんは上手い。 みんなとは違う事にモヤモヤを感じる真智加や琢磨のような人たちは、エンタメ小説では主人公にはならないかもしれない。 けれどこの小説では、二人の微妙な思いと 自分が得られないものへの嫉妬をする人たちの描かれ方が素晴らしかった。
  • 髪の毛がどんどん抜け落ち、みんなはげていって、禿げている状態が普通になった世界のことを描いたプチSF。り、リアルだ……。 とくに、髪が生えている人:はげている人の割合が5:5くらいになった世界で、人がどんな言動をするか、世間がどんな動きを見せるか、アナザーワールドで見てきたのでは!?と思うくらいリアルだった。 もし私も髪が全部抜け落ちたら、全頭金髪のウィッグをつけたい。
  • ( ˘ω˘ )
    ( ˘ω˘ )
    @nnn
    2024年4月5日
    こうきたか、という感動。「はげている人」より「ほんものの髪が生えている人」のほうが少ない世界。 その2種類の人しかいない、わけがなく、一度はげたのにまた髪が生えてくる人もいる。そこが絶妙。 髪があろうとなかろうと、どうあれマイノリティは生きづらい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved