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ネタバレは書きませぬ
  • 2025年11月23日
    エッシャー完全解読
    エッシャーの「不可能建築三部作」やその他の作品を通じて、この不思議な絵がどうやって(How/Whyの両面から)描かれたのかを解き明かす。なぜ不思議なのか、なぜ違和感なく描けるのかを絵の中にヒントを求めつつ考えていく。んですごい楽しそうなのが読んでいるこちらもわくわくする! こんなに謎解きしてもらえて喜んでるだろうな〜
  • 2025年10月30日
    聖なるズー
    聖なるズー
    面白かった!というのが適切かわからないけど、大変興味深く読んだ。「正欲」思い出しますね。 私はなぜか性的指向にはわりとフラットな気がするので、動物とセックスと言われても(どうやって…?)という疑問こそあれ、頭ごなしにアブノーマルだとか気持ち悪いとかとは思わない。大変ですねとは思う。でも読み始めた頃はまだあまりピンときてなかったんだろうな、と終盤気づく。たしかになぁ、どうして動物の性には鈍感でいられたんだろう。
  • 2025年10月26日
    眠れる美女
    眠れる美女
    今月はなんだか黒い本多め。 なにをしても絶対に起きない裸の女と一夜を過ごすことができる宿。片腕を外して預けてくれる女。 三島由紀夫の解説が的確。 “女はこんな指の先きでも、人間であることを超克しようとしているのか。あるいは、女であることを追求しようとしているのか。”
  • 2025年10月18日
    小説
    小説
    なんかちょっとあざといな、と思わないでもない部分もあるにはあるけど、小説というものへの愛、それを愛する読者という存在への愛、それらが存在する世界への愛がすごい。読書って…宇宙なんだぜ…… “けれど読んだ。毎日生き、毎日読んだ。小説を読むことが生きることだった。”
  • 2025年10月5日
    美は傷
    美は傷
    分厚さに面食らうも最初から最後までずっとページを捲る手が止まらず、これは今年一番かもしれない。ジャワ島南部沿岸の架空の町ハリムンダを舞台に、史実とフィクションが入り混じってインドネシアが「再構成」される。暴力の歴史をこんな風に描くことができるなんて!そして女は強いなあ。
  • 2025年9月15日
    ここはすべての夜明けまえ
    ずっと自分の人生を生きられなかった主人公の、穏やかで淡々とした語りに宝石の国を思い出した。ひらがながずっと続くのはちょっとしんどいなと思ってたら、2章?のトムラさんとの会話は俯瞰ゆえに読みやすく、たすかるー。おかげで一気に読めました。 「ここはすべての夜明けまえ」、読み終わるとじんと来るタイトル。きっとここからはじまるのだ。
  • 2025年8月24日
    庭に埋めたものは掘り起こさなければならない
    「掘り起こす」作業はさぞ苦しかっただろうと思うけど、書くことを通じて見つけられたこともあって本当に良かったと思う。「許す」を巡る思考の旅は、傷だらけの重い身体を引きずって進むところから、徐々に身体が軽くなり光が差し込んでくるかのようで、自分自身との真摯な対話はこんなことを可能にするのかと眩しかった。 ... ある人の訃報に触れて悲しい。あの人にも「死にたい」が訪れてしまったのかな。どこまで遡っても私が何かを変えられたとは思わないけど、やるせなくて、どうして、どうしていたら、と思わずにはいられない。
  • 2025年7月26日
    ネット怪談の民俗学
    都市伝説解体センターで脳を焼かれたものの、元ネタを結構知らなかったのでこれは読まねばと。他の方も書いてるけど、次のページになんか…怖そうな画像ある…と怯えながら(パラパラめくったときにガッツリ見ちゃってヒンッ‼︎てなった)読了。時代と共に媒体も系統も移り変わっていくの面白いねぇ
  • 2025年7月20日
    誰が星の王子さまを殺したのか
    つい最近訳版が出たほとんど同じ名前の別の本を読む前に、これはこれで興味を持って。 王子さまはバラにモラハラを受けていたという主張や「飼いならす」論には納得感があり、10年以上前に出た本という点も興味深かった。ただ、サン=テグジュペリの意図を越えてハラスメントの真相が描き出されたからこそ傑作(そうならないものは駄作であり凡庸)という考え方には賛同できない。
  • 2025年7月19日
    ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く
    怪我をした甥っ子のギプスに「殺すか殺されるかだ」って書く最高にカッコいいおばあちゃんたちのドタバタコメディ&ミステリー。とにかく面白いんだけど登場人物多いし時系列も行ったり来たりするから一気に読むことを推奨。 ただ、原文の特徴を活かしてるのかもしれないけど人称代名詞・時制・てにをはが結構読みづらいところある。邦題は他にも候補あったのかな。
  • 2025年6月14日
    傷ついた世界の歩き方
    傷ついた世界の歩き方
    イランという国のこと、そこに暮らす人々のこと、何も知らなかった私もほんの少し疑似体験できるような、わりと自由すぎる(ちょっとヒヤヒヤする)旅行記。 イランにおける不文律の礼儀作法、タアーロフにびっくりする。知らないと絶対できないし知っててもなかなか大変そうだ
  • 2025年6月9日
    宇宙はなぜこんなにうまくできているのか
    理論物理学者の村山先生が、中高生向けにとっても平易な表現で分かりやすく説明してくださっているというのに私ときたら ???????( ^ω^) ずっとこんな感じ ちょっと気を抜くとついていけなくなる…というか分かったような気になっているだけという自覚もある。でもめちゃくちゃ面白かった!こんなに色々分かっているんだという驚きと、分かっていないこともあるんだ!?という驚き。
  • 2025年5月24日
    地球の中心までトンネルを掘る
    地球の中心までトンネルを掘る
    ほっこりしたりぎょっとしたりニヤリとしたり、作者の魅力が味わえてお得感満載な短編集。どの主人公もみんな自分で決断していくのが良いなと思った。弾丸マクシミリアンの語呂の良さよ
  • 2025年5月17日
    オーウェル『一九八四年』
    オーウェルの「1984年」の背景や解釈が深掘りされていて、ディストピア世界を表現するにあたって日本人だとピンとこない工夫がいろいろ隠されていたことを知る。今なお取り上げられ続ける「1984年」は受容史の観点でも大変興味深いですな
  • 2025年5月10日
    ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること
    いわゆる名作・傑作といわれるような作品は、作者の天賦の才能とかセンスによってスポーンと生み出されるんだと思ってたけど、この文章が書かれた(あるいは書かれなかった)理由は?「小説」になるために次に何が起きるべきか?等々テクニカルな教えだらけで目から鱗だった。ありがとうソーンダーズ先生…短編小説の読み方が少し分かった気がします…なお「鼻」が一番好き
  • 2025年4月26日
    ささやきの島
    ささやきの島
    ジャンルとしては児童文学になるのだろうか、短いながらに重厚なファンタジー。海外の児童文学って大人びたものが多い印象。
  • 2025年4月22日
    北朝鮮に出勤します
    北朝鮮に出勤します
    これが全てではないにしても、これが今の時代に起きていること。気が遠くなるね
  • 2025年4月13日
    世界カフェ紀行
    世界カフェ紀行
    タイトル通り、世界中のカフェ・喫茶店にまつわるアンソロジー。アラブのコーヒー気になる。柴田元幸さんの「愛しづらい日本語」という表現がいいなと思った
  • 2025年4月6日
    新しい恋愛
    新しい恋愛
    キラキラ楽しくて万人から祝われるものだけが恋愛じゃないよね。相変わらず男女どちらも解像度が高くてすごい。水本の行動を私は支持したい。
  • 2025年4月1日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    (微ネタバレあり)人によって読後の感想が全然違うだろうなと思うと興味深い。私は架の女友達みたいな女なので、もっと胸糞悪い結末を期待してちょっとがっかりするなどした
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