茨木のり子の献立帖(207)
9件の記録
かず@kazu-m2025年11月23日読み終わった図書館で借りた昭和30〜40年代を中心とした日記、レシピ、台所の写真から茨木のり子さんの生活の様子がうかがえる一冊。おいしいものが好きで快活、一瞬の感情を逃さない人なのかなと思った。




藍@indigopluie2025年11月19日読んでる前どこかで手に取ったことがあり、本屋さんで見かけてすかさず買った。料理の選び方一つとってもモダンな人。台所も素敵。さしはさまれる日記の筆跡も親近感を持った。また日記を書こうかなと思う。
かな@kk714000262025年11月19日読み終わったレシピの間に挟まれる日記が良かった。 p.75 一瞬一瞬を完全燃焼できない人間は、一生も又その総計にすぎないのではないだろうか。しかし反面こうも思う。掃除や雑用にエネルギイの一切をかける女も日本には、くさる程いて、大切なものをすりへらして意地悪になってゆく女も多すぎると。 p.79 今日の待ち合わせに十分おくれてきたので私は、おかんむりだった。たった十分ばかり‥と言うけれど、いつの待ち合わせにもその位おくれてくるのだもの私だって少しは気分悪くなる。少しの間の別れ、或いはしばらく会わないでいての出会いの折は、とても大切なもの、もっとお互いにこの辺のタイミングに注意したいもの。 p.80 いつまでも水水しく精彩あって、おもしろい女でいたいのに‥私の頭をしめているものはだんだん現実的になってしまって、口やかましくなって世話をやきたがって、ツマンナイヤツになってゆくような気配、アヤウシ。
よせいちゃん@yyy_8882025年5月24日読み終わったブックカフェで手に取った。人んちの台所、おもしろ!日記って淡々と残って、それがなんか後から読んだ人間がたまたま良さを感じるのっていいな 頭痛がするのでビールの瓶を開けて鎮痛剤を飲んで寝たら夫に「そんなのはヤクザの飲み方」と怒られたエピソードがいい ヤバい薬の飲み方をする詩人

- 文@fumi_hondana2025年3月25日読み終わった茨木のり子の生活に触れた気持ちになれる1冊。 素朴な飾らない見た目の食べ物の写真を見ていると、彼女の息遣いを感じることができるようで心地いい。 宮崎治さんのエッセイを読んでいると、茨木のり子さんが遺したものが手元にあることで、心がずっとこの世界にある感じなのがいいなと思った。





