わたしは大統領の奴隷だった ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語

わたしは大統領の奴隷だった ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語
キャサリン・ヴァン・クリーヴ
エリカ・アームストロング・ダンバー
渋谷弘子
汐文社
2020年12月24日
5件の記録
- 河中さら@Sunsun_0172025年11月10日読み終わった実話で、さらに奴隷制を話題に取っているから仕方ないのかもしれないが、淡々と出来事を説明していく感じが強い。教科書みたい(正直最後まで読むのしんどかった)。ただ勉強にはなると思う。読み始める前は、ワシントン夫妻の奴隷・オーナのノンフィクション逃走劇!進めオーナ、自由をその手にする日まで!的なのを期待していたために(すみません)、最後の方の「これがお話だったなら、オーナは幸せに暮らしましたと終わるだろうが……」云々の文章でドキッとした。 最終的に、自由を掴み取ったオーナ。天国で家族と会えただろうか。幸せに……オーナは幸せに生きることが、できたのだろうか。本当の自由とは、幸せとは何か。考えさせられる一冊。それにしても登場人物が多くて把握しきれていないので、読み返したほうがいい。







