あやとりの記

6件の記録
Rica@rica_bibliotheca2025年12月18日全文筆写、続行中. (第五章 ひかり川 231頁3行迄) どうして どうして こんなにも美しい...浄福、祈りのことば 来春の読書会では石牟礼道子を通じて様々な人たちとことばを交わしてみたい. ____________ (萩麿も、位の美しか衆のひとりかもしれん)みっちんの耳にはそのとき、天の山々のあちこちで、もの寂しい、澄んだカナカナ蝉のような声が聴こえていました。萩麿の眸が、あんなにものやさしいのは、ひょっとして、どこへ宛てて出したらよいかわからないあの、蝉の声のような便りを、聴きとっているからかもしれません。川の中に立っている馬と仙造やんを包んで、明るくて寂しい光が降りてきつつありました。 ____________


socotsu@shelf_soya2025年9月7日読み終わった魂がまた鳥のようになって兄やんの肩にとまるみっちんを見ている読者の私。 児童書枠なのわかるけど凄いな、という世界観で、みっちんの話をもっと聞いていたいし、ヒロム兄やんのこともずっと気になってしまう。みっちんの五感をめいっぱい使ってとらえた感覚描写があまりにも豊かで、読んでいる間中、そこにいるような思いでしん、としていた。




socotsu@shelf_soya2025年9月6日まだ読んでる"仁たちがついてきて、加勢してくれたお蔭で、今日は目だまの松ちゃんの、軽うござした」 ヒロム兄やんはあの片っほうだけあいている大きな目を、にこにこさせて子どもらを見ました。 仁たち、などといわれて、子どもらははにかんでしまうのです。それは大人同士が相手を尊敬して使うときの言葉でしたから。それに、加勢してくれたといわれても、ただついてゆきたい気持だけで、来たばかりでしたから。 あの重そうなのぼり旗が、お蔭で軽かったといわれると、なんの働きもしないのに褒められたみたいで、にわかに頬に血が上がり、身の置きどころがない気持になるのでした。" p.253 ヒロム兄やん……!とハンカチを引き絞りながら(イメージ)読む

雨@little_rain2025年3月9日オールタイムベスト文庫100冊小さなみっちんを通して、九州の自然に宿る目には見えない不思議な存在や社会から弾き出された人たちの交流が描かれる児童文学 熊本の方言のやわらかい語り口が、潮の匂いや椿の花の香り、雪の日の静けさ、彼岸と此岸のあわいを感じさせてくれる 傷ついた時、初心に戻りたい時、何度も、時に声に出して読み返す本





