斜め屋敷の犯罪 改訂完全版

5件の記録
滋味@jimicked2026年9月2日読み終わった『占星術殺人事件』に続いて読みました。 序盤は登場人物や舞台となる「流氷館」についての細かな説明が続き、正直なところ少し読み進めるのに苦労しました。特に館の構造はかなり複雑で、「これを全部把握しながら読まないといけないのだろうか」と不安になったほどです。 しかし、読み終えてみると印象は大きく変わりました。 これまで読んできたミステリでは経験したことのないほど大胆な仕掛けで、その全貌が明らかになったときには圧倒されました。「そこまでやるのか」と思わず笑ってしまうほどのスケールですが、それを真正面から本格ミステリとして成立させようとする作者の発想と執念には驚かされます。 御手洗潔の登場を楽しみに読み始めたこともあり、なかなか姿を現さないことには少々焦らされました。それだけに、登場してからの展開は痛快でした。 細かな説明が多いため、途中では自分には少し合わない作品かもしれないとも思いましたが、最後まで読んだことでその評価も変わりました。 序盤の細部をすべて理解しようとせず、まずは物語を追っていっても十分楽しめると思います。これほど大掛かりな仕掛けのミステリを読んだのは初めてで、まさに「圧巻」という言葉が似合う一冊でした。
霧@yoruto2026年2月5日読み終わった借りてきたあらすじ オホーツク海を見下ろす宗谷岬に傾斜して建つ奇妙な館ー通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にその館でパーティが開かれる。翌日、密室で招待客の死体が発見された!行き詰まる捜査陣の前に現れたのは、名探偵・御手洗潔だった!本格ミステリの金字塔、御手洗シリーズを世に知らしめた作品が、大幅加筆の完全版として登場。



