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染井庵
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  • 2026年8月14日
    アリアドネの声 (幻冬舎文庫)
    読んでる方が感想をあげていて、気になったので購入。 設定がとてもわかりやすく、巨大地震で遭難した女性が「見えない、聞こえない、話せない」の三重障害を抱えている。頼みの綱は1台のドローン。 ドローンを介して情報が欠如し続けた状態でのコミュニケーションをどうするのか。 時間内に助け出すことはできるのか。 彼女が生きている世界がとても繊細で、私たちが生きている世界よりも美しいかもしれないとすら思ってしまいました。
  • 2026年8月12日
    BUTTER
    BUTTER
    話題になっていたので気になって購入。 BUTTERの魅力は終始変わらないのに、物語が進むにつれてどんどん形状が変化していっているようだった。 最初はただひたすらに美味しそうだったBUTTERも物語が進むにつれて次第に変化し、気持ち悪さが含まれていてどんどん引き込まれた。 女性が感じる人間関係や仕事との向き合い方の難しさをゆっくりとしっとりと伝えてくれるお話だった。
  • 2026年8月9日
    ヘヴン (講談社文庫)
    『すべて真夜中の恋人たち』を読んでほかの本も読みたくなって購入。 文章は変わらず綺麗で、川上先生を通して見る世界は何処かフィルターがかったような感じがするのに、細部まで描かれているようなそんな文章だった。 受け入れやすい文章を書いてくれるが故に、いじめの描写やふとした瞬間に世界が一変する状況が読んでいてとてもしんどくなった。 他人に価値観を置いていた年齢の、自己との向き合い方を思い出させられるような作品だった。
  • 2026年8月2日
    たゆたえども沈まず
    いただいた本の1冊。 少し絵に興味がありつつも、まだゴッホの良さを理解できていなかったので、読んでみることにした。 フィクションとはわかっていながらも真実のような出来事の数々に何故か心炒めてしまう。 絵に込められた背景や感情を感じ取れたらいいのに、と思うほどの壮大さだった。 絵の楽しみ方を理解しきれていない私でも、きっと次ゴッホの絵を見ることがあれば、この本を思い出してしまうと思う。 人の優しさは身を削るものだなと自分の最近の考えとマッチするところもあってとても良いタイミングに読めたと思う。
  • 2026年7月18日
    星を編む
    星を編む
    『汝、星のごとく』を読んでとても好きで購入。 あまりにも好きすぎる作品の読了余韻で、感想がまとめられずに次の本もなかなか読めずに置いていた。 本編では触れられていないひとたちの過去と未来の話。 現実の理不尽さやに立ち向かいながら生きる姿がとても眩しくて、とても沁みた。 櫂くんが生きた世界はとても厳しかったかもしれないけれど、櫂くんを取り巻く人々はこんなにも櫂くんを愛してやまなかったことを痛感した。 それぞれの未来に向かって突き進む姿はとても勇ましく勇気がもらえるけれど、そのために何かを削っている姿がまた心打たれた。 誰もが幸せになる世界は難しいかもしれないけど、誰もが幸せであってほしい。
  • 2026年7月17日
    十戒
    十戒
    方舟を勧めた友人に逆に勧められ読み始めた。 方舟はそんなにハマらなかったけど、十戒の方はするするとのめり込んでしまった。もしかしたら、うまく時間ができて一気読みできたから内容がすんなり入ってきたのかも。 ミステリー初心者でもわかりやすいミステリー要素満載なのに、最後の最後まで楽しませてもらい、解説でもまたもう一段階楽しませてもらった。 自分がハイライトした部分だけサラッと読み返してもなるほど〜と思う部分があってこれは確かに何回も読みたくなってしまう。
  • 2026年7月7日
    ペンギンと暮らす
    おそらくペンギンにつられて購入し、本棚にずっと積まれていた本。 小説ばかり飼うのに、ペンギンというワードだけでエッセイを積んでたことに読み始めて気付いた。 食と共に生きる日常のお話。 出てくる食べ物はとても美味しそうで、私も少しだけ美味しいものを贅沢に食べてみたくなった。 そして一緒に住んでるペンギンもいろんな表現でくすっと笑えて、気付いたら心温まっていた。 毎日がこんな穏やかであるように、もう少しだけの感性と視野の広さを養いたくなった。
  • 2026年7月5日
    マイクロスパイ・アンサンブル
    以前、伊坂さんの作品を初めて読んで、違う作品も読みたくなり購入。 猪苗代湖についての現代版御伽噺。 どこが現実的でどこが非現実的なお話がとても軽快で、読んでて楽しかった。 音楽になぞらえたような物語も個人的にはとても好きで、あとがきを読んだらより一層好きになった。 僕の大好きなあのヒトがちゃんと幸せだったらいいな 僕の大好きなあのヒトがちゃんと裕福だったらいいな
  • 2026年7月5日
    それでもまた誰かを好きになる
    それでもまた誰かを好きになる
    本屋で見かけてジャケが好きなのと、恋愛ものが読みたくて購入。 30代と言う現在と将来の間にいる年齢でどう恋愛と向き合っていくかを8人の作家が書いたアンソロジー。 普段、アンソロジーは読まないけど、ありありと現実を突きつけられるような作品は少しずつ摂取するようなアンソロジーがちょうどいいかもしれない。 自分と重ねてしまうが故に短編だから読み切れたと痛感しつつ、今出会えて良かった作品だと思った。
  • 2026年7月3日
    その可能性はすでに考えた
    ミステリー好きの友人のおすすめで購入。 ミステリー初心者には早かったかな、と思いつつ、登場人物たちの皮肉勝負みたいな部分はとても楽しめた。 奇蹟へ執着している主人公があらゆる視点での可能性の否定をしていくお話で、登場人物の特徴的なキャラも相まってかただの論理的なお話だけでなく、物語としても楽しめた。 ミステリーの世界の広さを感じた作品だったので、今後いろんなミステリーを読んでみたい。
  • 2026年6月27日
    その本は
    その本は
    ヨシタケシンスケさんも又吉直樹さんも好きで購入。 さらっと読める内容に2人の世の中への面白さと皮肉さが混じって、くすっと笑ってしまうようなどこが悩みが吹き飛ぶような、そんなゆるい世界。 あなたがえがく『その本』はどんな本になるのだろうか。
  • 2026年6月27日
    悪魔の追放
    大好きな神永先生の悪魔シリーズ完結作品。 悪魔シリーズを終わらせたくなくて詰んでましたが、重い腰を上げね終わりを見届けることに… シリーズ通しての人間関係が好きだったり、神永さんの思惑どおりにハラハラさせられたりと、あまりこの系統を読んでないが故に純粋に素直に転がされてしまった。 グロテスクなシーンはいつまでも慣れはしなかったし、きっとそんな作品は今後も読まないと思うけど、悪魔シリーズだけはそれでも楽しく読み切れた。神永先生の表現力に感謝しかない。
  • 2026年6月24日
    第三の時効 (集英社文庫)
    友人に勧められて購入。 短編集と刑事モノと言う、なかなか自分では選ばない組み合わせでした。 読むにつれてF県警強行班の人間関係に引き込まれて、仲間でありライバルである関係性が羨ましくもつよい絆に見えてきました。 みんなの個性も強くて楽しめました。 『囚人のジレンマ』と『密室の抜け穴』が好きでした。
  • 2026年6月21日
    光の帝国 常野物語
    友人に勧められて購入。 東北の常野と言う地にまつわる、不思議な力を持った人たちのお話。 短編集ではあるものの、常野と言う地から始まったら人たちの人生を覗き見しているような感覚だった。 どこか心が温まるようなお話しで凄く好きだった。 『歴史の時間』と『国道を降りて…』がとても好きでした。
  • 2026年6月19日
    存在のすべてを
    話題書でたびたび目にして気になって購入。 前年の事件を追う刑事と記者から始まり謎が多い事件で重いお話だった。 後半、画家のお話になると同じ事件とは思えないほど次第に雰囲気が移り変わっていった。 最後読み終わったときには、悲劇の事件が一変しいろんな色で飾られていた。 そして、改めて最初の刑事の気持ちを考えると心が苦しくなった。 1つの大きな事件を中心にいろんな人たちの人生が渦巻いていて、読み応えがあり、読み終わっていろいろ考えさせられた。
  • 2026年6月8日
    エヴァーグリーン・ゲーム
    エヴァーグリーン・ゲーム
    人生をかけてチェスをしている人たちのお話。 専門用語がたくさん出てきているのに、盤面なんてまだイメージできるほどじゃないのに、それでもどんどん読み進んでしまった。不思議。 チェスを知ってればもっと深く理解できるのかもしれないけれど、それぞれ人生に迷って、藻掻いて、抗っている登場人物はどれも魅力的気付いたらいつの間にかチェス会場へ居るかのようだった。 物語の構成も好きでちょうどこんな構成の本が読みたかった!と思っていたのでより一層楽しんで読めた。
  • 2026年5月28日
    おいしいごはんが食べられますように
    友人が読んでいて気になった本。 姉が読み終わったからと、何かの巡り合わせのように手元に来た。 『皺寄せで仕事がふってくる』のは仕方がないが、その『仕方がない』ではない部分の皺を詰め込んだような作品。 表紙の鍋料理は、芦川さんはきっとお膳立てされた食べごろをの料理しか知らなくて、二谷さんや押尾さんのような人は、煮込まれすぎてもう何を作っていたのかわからないようなものを手にしていると思うと表紙もまた一変して気持ち悪くなった。 読み終わってこのタイトルは二谷さんと押尾さんがお互いに向けて言っていたらいいなと思う反面、芦川さんが二谷さんに言ってるようにも感じて気持ち悪さを拭えなかった。
  • 2026年5月24日
    鎌倉うずまき案内所
    どうしても青山さんの作品を読みたくなって手に取りました。 このタイミングで青山さんの作品に拘って読んでよかったです。 いろいろなうずまきをキーに物語が進んでいくお話。 何かから「はぐれて」しまった人にそっと寄り添って、登場人物それぞれの解釈で人生を改めて歩いていく。 お話が少しずつ過去に向かう構成で、まるで螺旋階段を一緒に降りているかのようだった。 それとともに、自分の人生同じような繰り返しは同じでなく螺旋階段のように少しずつ変わっているのかもと思った。
  • 2026年5月20日
    赤と青とエスキース
    再読しました。 最近は読了本の感想を書くようにしていたけれど、この本は思いが溢れすぎて言葉にできない。 何かあったら戻ってきたい本だし、何かあって再読した今、戻る場所があってよかったなと思う。
  • 2026年5月17日
    滅びの前のシャングリラ (中公文庫 な 81-1)
    凪良ゆうさんの作品を他にも読んでみたくて購入。 世界が一ヶ月後に滅亡するとき、あなたは誰を想って何をしますか? 各々の思いがぶつかるとき、少しずつ確実に大きく全てが変化していく姿は、温まる部分がある反面、気持ち悪さもある。 もう死んでしまえと思っていたのに、生きたいと思う。 なんで人間はこんなにも脆くわがままなのでしょうか。
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