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染井庵
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@R
  • 2025年1月1日
  • 2024年11月7日
    傲慢と善良 (朝日文庫)
    思わず自分と重ねてしまう物語で、タイトル通り傲慢とは、善良とは、を何度も何度も 考えさせられるお話でした。人間の根底のなんとなく抱いてる傲慢さや善良さをこれで もかと言うほど真っ直ぐに向き合わせる文章ばかりでした。ただそれが自分と重ねてし まうが故に一概に悪いとか、良いとかも言い切れずに、心の中に残るような物語でし た。もう少しだけ、自分の中で気が済むまで考えたいと思います。
  • 2024年11月4日
    ラザロの迷宮
    装丁からとても素敵で一度手に取ってみてほしいです。 今まで神永さんの作品としてミステリーを読んでいましたが、ミステリーとしてしっか り楽しんでしまう作品でした。 ミステリーとしての面白さもありつつ、何を正義としてどうすべきか、その裏にどんな ものがあるのかをより深く考えさせられる作品でした。 最後の一行まで作品の良さが詰まっていてあっという間な読書時間でした。
  • 2024年6月16日
    マガツキ
    マガツキ
    SFと言うか、恋愛と言うか、ホラーと言うか... なんとも言い表し難いジャンルの作品で した。 スタートから引き込まれて、途絶えることなく最後まで読み終えました。 読めば読むほどどんどん物語が繋がっていく面白さと伏線の多さは圧巻でした。 少しグロい要素もありますが、そんなことより楽しいが勝ってしまう物語でした。 多少、過剰評価になってしまうかもしれませんが、神永さんのこんな作品を読むために 読書の趣味続けているな... と久しぶりに感じました。これからも神永さん推し続けま す。
  • 2024年5月11日
    コンビニ人間 (文春文庫)
    多数派の「普通」に対して「異常」とされる人の視点でのお話。 自分の意見に対しての正しさを日常的に考えてしまっていたが、多数派の「普通」に寄 せるための思考だったのでは、と思わず自分にあてはめて考えてしまうようなお話。 読みやすい文章に対して内容はとても濃く、読者に問題提議してくれるような作品だと 思いました。 再読したいと言うより、再考したいと思います。
  • 2024年4月7日
    52ヘルツのクジラたち
    思わず目をそらしたくなるような声に対して、小さな勇気をきっかけにゆっくりでも力 強く物語が進んでいくのに目が離せませんでした。 誰かの唯一になれなくても、過去がどんなことだったとしても、今を生きて僅かながら でも前に進む力の強さを感じました。 助ける勇気や助けられる勇気の大切さを知ることができる作品でした。
  • 2024年3月27日
    葉桜の季節に君を想うということ
    どんでん返しというよりは少しずつ紡いでいった物語を少しずつ読み解いてく物語でし た。 複雑に絡み合った物語が、すっと繋がったときの感情は表し難いもので、1回目と違う 観点で2回目以降を楽しめそうです。
  • 2024年3月21日
    悪魔の審判
    悪魔とは何か、正義とは何か。 大切なものを守るために自分を犠牲にできることはとてもすごいことではありつつも、 本当にそれが正しいのか、正義とは何か悪魔とは何かを考えさせられる。 “正義"も悪魔も答えはなくて、正義は悪魔になり得るし、悪魔は正義になり得る。
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