自転しながら公転する(新潮文庫)

16件の記録
- 湯の本棚@y_book222023年9月22日かつて読んだエピローグを読むまで、すっかりプロローグを忘れていた あっ、てなった 一時たりとも、同じ時をたどることはない 人間たちは、それぞれ1人で自転しながら、 周りゆく人たちの周りを公転する 人生には自分以外のたくさんの人物が存在するけれど、その人物と過ごした一瞬、すらも、 もう戻ってこない時間なんだと考えると面白い 人生観も結婚観も一人一人でまったく違くて、 時間がたてば変化もするもので、 まさにそんなことを考えていた矢先だったので、 とてもありがたかった 毎日毎日たくさんのことを考えて過ごすけど、 その考えた先ですら一瞬で、同じ時間はなくて、って考えたら、考えすぎも良くないな〜、と。 いっときいっときが、いい瞬間になったらいいな〜 くらいの気持ちで生きてたいな - 自転しながら公転する。 地球は秒速465メートルで自転して,その勢いのまま秒速30メートルで公転している。 そして,一瞬たりとも同じ軌道を辿ることはない。