

しゃむさめ
@Springsnow1934
ミステリー、ホラーが大好き
まったり記録
- 2026年9月22日
スラッシャー 廃園の殺人三津田信三読み終わったこれを読んでいる時、B級のホラー映画や一昔前のホラー映画を観ている気分になった。 どこか狙った展開が透けて見えたり、予想の範疇を超えない犯人だったり。 しかし、それでいてグロい描写には、出来うる限りの力が入っている。 ただ、巻末に収録されている好事家のためのノートを読んで、それも計算のうちだったのだと理解する。 B級ホラー好きの私としては、オマージュを拾うためにもう一度読みたい作品となった。 - 2026年9月20日
- 2026年9月19日
身から出た闇原浩読み終わった小説のモキュメンタリーホラーは長らく読んでいなかったことを、この作品を見て思い出した。 作中や現実でのレビューでも言われているけれど、『828の1』が一番好みだった。 身近に潜む恐怖は、想像も容易くて読みやすい。 ホラーと関わっている人は、存在までもホラーに近くなるものだな(たぶん)。 - 2026年9月18日
ゆうずどの結末滝川さり読み終わった最初は『ゆうずど』の存在自体は単調で、ストーリーも一本道のように思われた。 それが存外、死因も様々、経緯も様々でゆうずどという怪異の力を感じさせられた。 後半になるにつれ、ゆうずどの名前や作者の名前におけるあれやこれやも、伏線の回収かの如く怒涛に拾われる。 章の合間に挟まれる黒い栞も、こちらが当事者であることを自覚させてくる演出だった。 電子書籍で読んだからか、尚更黒い栞の立体感を味わったような気がする。 - 2026年9月17日
黒い家貴志祐介読み終わったかねてから気になっていた『黒い家』を読破。 冒頭から犯人や展開の予想はついたものの、それでも尚拭えない恐怖について回られる。 どこまでも這いずるようについてくる、偏執的な人間でありながら、それ以外のことに関しては興味が希薄な奇妙さと言ったら……。 『サイコパス』のように人間を簡単にカテゴライズするべきではない、人間はみな清い心を持って生まれ、幼少期の出来事やトラウマによって、行動が歪むと言った恵の主張には、半分賛成で半分反対。 インターネットを通じて粘着されるよりも、生身のまま粘着される方が、気持ち悪く感じるということを、ひしひしと感じさせられる作品だった。
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