日本人は建物の価値を軽視している。 数千万かけて購入する住宅が、健康を脅かす「生活『環境』病」の原因になっているという悲劇。 「断熱・気密」性能の高い100年住める建物を選べば、病気が減り、無駄なエネルギー消費が減り、光熱費が下がり、価値ある建物で回る社会に。 目に見えない環境の肝は断熱。

(「読む」行為によって) 物語に反射した自分を見つめたり、(p.253) 「物語に反射した自分」という表現が この本で一番刺さった。 本を読むことの目的にもよるが、 読みたくて読む本ならすべては自分中心で良い。 良いタイミングで良い本に自分を反射させると、 きっと深く対話ができる。 自分を見つめるには鏡が必要。 いろんな角度・見え方を教えてくれる本と出会……えているのに勿体無い読み方をしていないか？ 本の「読み方」には工夫が必要。 ただ情報を取り込むだけにならないようにしたい。