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凪子
凪子
@nagichan
  • 1900年1月1日
    六人の嘘つきな大学生
    ありのままの自分を人にさらけ出している人なんているのだろうか。 人に見せているものが自分のすべてではないなんてことは自分自身がよく分かっているはずなのに、自分の見えているものがその人のすべてだと思ってしまう。そして、今まで見えてなかった部分を知ったときに、良い意味でギャップを感じたり、勝手に失望したりしてしまう。 社会に適合するには適度な欺瞞が求められる。自分をよく見せようと、多くの人が嘘の自分を演じている。その最たる例が就活なんだろう。 この本の登場人物も、スポットライトの当たり方によって印象がコロコロ変わった。伏線が回収されるたびに感情が振り回され、読後は心地よい疲労感すらあった。サウナの整うってこういう感じなんだろうか。 仕事の合間に読み進めていたのに、続きが気になりすぎて最終的には仕事ほっぽり出して一気に読んでしまった。
  • 1900年1月1日
    ほんのささやかなこと
    ほんのささやかなこと
    アイルランドにかつて女性や少女を収監して労働搾取していた施設があったという歴史背景を知っていれば、もう少し興味深く読めていたかもしれない。 主人公の最後の選択は英雄的な行動かもしれないけど、これから家族にどんな苦しみが及ぶんだろうと考えると、モヤっとした気持ちもある。 もしも私が主人公の妻だったら、夫の選択をきっと簡単には受け入れられないだろうな。
  • 1900年1月1日
    サクラサク、サクラチル
    何年も前に通学路にある我が家の前でうずくまっていた高校生と主人公が重なって、読み進めるのがつらかった。 高校受験に失敗して、親から無視をされ続けていた子。 主人公がこれからどうなっていくのかわからないまま読み進めるのが本当につらくて、最後の数ページをチラチラと読んでしまったほど。 子どもにとって親という存在は良くも悪くもかなり大きくて、重い。 自分が母親からネグレクトされていると分かっている星さんですら、親から離れるという選択肢を持てないほど、無意識に親に必要とされたいと思ってしまう。 親が子どもに与える影響はかなり大きい。 それが怖いから、私は子どもを産むという選択肢を持てない。
  • 1900年1月1日
    月と六ペンス
    月と六ペンス
    100年以上前に書かれたとは思えないほど、一気に読めた作品。ただ、作者の女性不信?女性蔑視?な価値観をところどころに感じたのだけが少し引っかかった。当時の女性はどう読んだのだろう。
  • 1900年1月1日
    むらさきのスカートの女
    むらさきのスカートの女を、孤高でミステリアスな女性だと思って読み進めていたので、俗っぽい一面もあることに少しがっかりしてしまった。彼女を奇異な目で見ていた商店街の人が、むらさきのスカートの女だと気づかないほど普通の女性になってしまったことが、自分でもそこまで?と思うほど結構ショックだった。勝手に彼女はこういう人だと思い込んだ私も、主人公のようになってしまう素質があるのかもしれない。
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