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なお
@nao_70
  • 2026年2月10日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    ずっと淀んだ水中にいて、ときおり無我夢中で息継ぎをしてはまた水中に沈んでしまう、読んでいてそんな苦しさがあった。 心の支えは、ある方が生きやすいと思う。それは宗教だったり、家族や恋人だったり、創作だったり、仕事だったり様々だと思うけど、あかりちゃんにとっては推しだった。 支えに重心を預けると、それを失ったときに自分が倒れてしまう。そんなことはみんな分かっていて、それでももたれかからずにはいられないほど、生きることが辛い。痛烈なSOS。 (以下、ネタバレあります) 読み終わってしばらく、この作品のメッセージはなんだろうと考えてしまった。わたしはただただ、SOSを受け取ることしかできなかった。 暗闇の中で迎えるラスト、こんなに救いのない状態で…?と悲しくなってしまった。でも、その救いのなさに救われる人もいるのかなと、金原ひとみさんの解説を読んで思った。
  • 2026年2月8日
    ナチュラルボーンチキン
    素敵な大好きな人たちと美味しいものをいただく。その最高の時間を私も一緒に過ごさせてもらったような、心に日が差すようなお話。 過去の浜野さんは冷静に見ると「異常」な状態なのだけど、そうと感じさせない切実さが辛かった。あの狂気は、表出するかしないかの差だけで、わたしの中にもあると感じさせられた。きっと、だれの中にも。 心が疲れているとき、(重たい物語はもちろん読めないけれど)あまりに明るく優しすぎる物語は嘘っぱちだと感じてしまうことがある。 優しさや距離感が心地よくて、とっても求めていた小説だった。
  • 2026年1月28日
    正欲
    正欲
    多様性、マイノリティ、LGBTQ、ポリコレ。一種の流行のような風潮に、「悪い流れではないはずなのに拭いきれない違和感はなんだろう」と思っていたことのひとつの答えがあった。 体験したり知識を得たりしたことの範囲内でしか人は判断ができないので、視野を広く持ち自分や世の中の考えを過信しないことでしか、回避できないのかもしれない。 悲しく苦しい展開だったけれど、「いなくならないから」に希望を見出せたことが救い。胸がギュッとした。
  • 2026年1月24日
    パリの砂漠、東京の蜃気楼
    金原ひとみさんのエッセイは本当に良い。人生の苦しさを、無理に美化もせず昇華もさせず、苦しみのまま受け入れることに寄り添ってくれる。
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