午後の光線
33件の記録
ヤヲラ@Yawora_03022025年10月26日読み終わった胃の腑がやすりをかけられたみたい痛い。本当に血が滲んでるんじゃないかというくらい痛い。 それなのに、どこか気持ちが安らいでいるのは、淀みなく語られた村瀬から淀井への真っ直ぐな言葉、電車のなか村瀬を見つめる淀井の穏やかな最後の笑みのせい。どこにも行けなかったこどもふたりが手を取り合って電車に飛び乗ったから。 二話終わりの村瀬の懇願が226ページの誓いに変わったこと(ことばの扱い方)、そしてしばしば挟まれるユーモアのセンスが隙なくすごい。淀井が全部イヤだと泣けたこと、9年振りに掃除に行けたこと、我慢しようと思ったこと、村瀬を大好きになったこと、何ひとつ無意味ではなかったよ。 だけどやっぱりどうしても、真里子さんのことを思うと、私は堪らなく苦しいです。
- マコワタナベ@naaaaabe82025年4月27日読み終わった途中BLやんて思って読んでたけど、浅はかすぎた。この年頃にしか出せないあやうさと儚さがあった。愛のようなものは行きすぎてしまうと狂気になるよな、ほんと気をつけたい。完結してるけど村瀬の今後が心配、でも乳歯が見つかったのはある種救いでもある気がする。


箔@haku2025年4月16日読み終わった漫画友人に勧められて最後まで一気に読んだ。 まだこの物語を、自分の中でうまく消化しきれていない。 こんな読後感は初めて。 心の繊細でやわらかな部分を、お互いに少しずつ確かめ合うような描写が心地よかった。 わたしもいつか、こんなふうに人を愛してみたい。


































