うさ松
@risotto-1931
- 2026年5月15日
幕末・維新井上勝生読み始めた幕末、ペリー来航から開国にいたるまで、幕府が無能だったのでも日本社会が未成熟だったのでもない(少なくともそういう見方は一面的すぎ、実際には日本はもっと成熟していた)、というスタンスで幕末・維新史を捉えるようである。自分は歴史にはとても疎いが、興味深い。 - 2026年5月15日
- 2026年5月8日
- 2026年5月7日21 Lessons for the 21st CenturyYuval Noah Harari読み終わったハラリの作品は「サピエンス全史」に続いて2作目。原著で読み通すには骨太だったが、ハラリの文章はとてもわかりやすく自分のような学習者にもとっつきやすい。とはいえ少しずつ読み進めたので読み通すのに4ヶ月くらいかかった。
- 2026年5月6日
読み終わったなぜ「叱る」とがダメなのか、を明瞭に示している。叱るという行為は目の前の相手の行動をコントロールすることでしかなく、学習効果はない(むしろ学習とは真逆の働きをする)。 子どもの悪事や危険な行いを止めるといった限定的な場面でしかワークしない。ただ人は人をしばくことで気持ちよくなれる本能を持ってしまったがために「叱る」に依存してしまうのだと。 子育て中の自分にとって学びが大きかった。 ただ、これを日常的に実践するためには考えなければならないことも多い。たとえば著者は、そもそも「叱る」が必要になるよりも前の段階で、そんな状況にならないための手立て=「前さばき」の重要性を強調する。それ自体は正しいが、子育ての場面においてどのような「前さばき」をすべきか?は中々難しいように思った。 なお、本書の内容自体は著者の別著(『叱る依存が止まらない』)の方に示されているようで、本書はその内容をベースとした対談本。とはいえそちらを未読でも全く問題はない(自分もそっちはまだ読んでない。この本が面白かったので、読んでみようとは思う)。 - 2026年4月29日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わったSF苦手勢にとっては描写が細かくてしんどかった。ラストはほろりと来たので、読んでよかったとは思う。読後感は素晴らしい。 ネタバレ厳禁、とにかく前情報を入れずに読め、というオススメのされ方をする本作だが、個人的にはそんな配慮は要らなかったと思う。 (以下ネタバレ感想) 徹頭徹尾、この作品のテーマは「コミュニケーション」だと感じた。 主人公は異星人との交流のため、相手の言語を理解しようとあの手この手を尽くす。しかしそれは本質ではない。地球において、プロジェクトの責任者であるストラットは主人公とのコミュニケーションを放棄して無理やり宇宙船に乗せて彼を送り出してしまった。同じ言語があったところでこんなもんである。(その原因となった、候補者の爆死事故の原因もまたごく些末なミスコミュニケーションであったのはなんとも皮肉である) 一方で、主人公と異星人との間では、言語による交流や、共に困難を乗り越える過程を経ることで、信頼が構築されていく。そして最後主人公は、遠く離れた、通信もできない「相方」のため命を投げ打つ選択をする。それは主人公が異星人とのコミュニケーションを積み重ねて相互の信頼を構築した先にのみ存在する結末だったと思う。 だから個人的には、この作品は異種属バディもの、ヒューマンドラマとして素直に売り出せばそれでよいと思う。どうやら異星人の存在が「ネタバレ厳禁」要素とされているようだが、それが当てはまるのは一部の(主には著者の他作品を読んだことのある)読者だけで、SFを普段読まない自分のような人間には、異星人の登場はなんら驚きではなかった。だって宇宙が舞台だし……。 - 2026年4月28日
- 2026年4月25日
エージェント型AIヨッヘン・ウィルツ,パスカル・ボーネット,NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ,フォーティエンスコンサルティング株式会社読み終わったAIエージェントに今何ができて、何ができないのか。自動運転になぞらえてレベル分けするのもわかりやすい。 - 2026年4月25日
OVER HEAVEN JOJO'S BIZARRE ADVENTURE荒木飛呂彦,西尾維新ジョジョのノベライズで唯一好きな作品。何度か読み返している。 DIOの視点から1部・3部の内容を再構成しつつ、6部で示された「天国に行く方法」の内容を補う作品。したがって主題はDIOにとっての「天国」が何か、という点なのだが、個人的にはそこよりも「母親」がこの作品の主題だと感じている。本作はディオ・ブランドーが「母親」から与えられたもの(そして、与えられなかったもの)について描いてるように思う。綴られるディオの心情はとても人間くさい。「悪の帝王」のイメージにそぐわないとの批判もありそうだ。しかし6部の描写を踏まえるならばむしろディオに人間臭さは残っていたと思われるし、そこに「母親」の影響を見出して作品に仕立てた西尾維新はすごい。 - 2026年4月25日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わった自分のことを話せないのは相手を信用してないからだ、というのは成程なあと思った。 本としては、ちょっと中身が入ってこないなあと思った。良い悪いというより、そういう「まとまりの無さ」も大事にされているということなのかもしれない。 雑談については、綺麗にまとめようとしてこぼれ落ちる余白も含めて大事、というコンセプトは分かる。ただ書き言葉として読むにあたってはやっぱりまとまってる方がよいんだな、と思った。 (関係無いが、他の方のレビューを見て「あ、そう感じたの自分だけじゃなくてよかった」と安心してこれを書いた自分がいた。自信の無さよ。) - 2026年4月22日
- 2026年4月17日
- 2026年4月14日
- 2026年4月14日
- 2026年4月9日
〈超個人主義〉の逆説山本龍彦読み始めた序論: なぜプライバシーや自己情報コントロール権が必要か?という問いに関し、プライバシーと憲法における個人の尊厳(人間の尊厳、集団からの解放、自己決定の尊重、多様性の尊重)との関係が簡潔に示されていて膝打ち。 - 2026年4月9日
- 2026年4月5日
- 2026年4月4日
オードリー・タン 私はこう思考するオードリー・タン,楊倩蓉,藤原由希読んでるデバイス依存を防ぐために極力指を使わない、っていうテクニックは知らなかった。タッチペンでも音声入力でもキーボードでもいいからとにかくタッチペンは使わないと。 指で操作すると脳がスマホを身体の一部と認識してしまうらしい。 - 2026年4月4日
プライバシーこそ力カリッサ・ヴェリツ,平田光美,平田完一郎読み終わったソロブの「プライバシーなんていらない?」の次に読もうと思ってたやつ。ようやく読んだ。IT企業が個人データを収集利用するのが何故ダメなのか?をちゃんと説明したくて。結局はプライバシーが何故重要なのか?という話なのだが。 個人の自主・自律を脅かすという話に加え、そもそも個人データを収集することがイノベーションや安全保障といった社会的な利益に資するのか?という着眼点も大事だなと思った。メリットが過大評価されており、デメリットが過小評価されているのでは?というわけだ。 - 2026年3月25日
私が間違っているかもしれないナビッド・モディリ,キャロライン・バンクラー,ビョルン・ナッティコ・リンデブラッド,児島修読んでるこれは本当に肝に銘じないといけない。人の話を聞くというのがどういうことか。 「ラビットのように「自分は物事を知っている」という態度を取る人と話をしても、私は喜びを得られない。こういう人はたいてい、人の話をよく聞いていない。こちらが話を終える前から、次に自分が何を言うかを考えることで頭をいっぱいにしているようだ。 私の言うことを絶えず品定めし、自分なりの評価を下しているようにも思える。 私の意見や視点は、彼らの世界観を再確認し、それに同意する限りにおいて受け入れられる。 」
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