POSSE リニューアル号(vol.61) 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える
POSSE リニューアル号(vol.61) 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える
キア・ミルバーン
ナンシー・フレイザー
POSSE編集部
今野晴貴
佐々木隆治
坂倉昇平
岩本菜々
川上資人
常見陽平
斎藤幸平
難波優輝
堀之内出版
2026年2月6日
43件の記録
久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2026年2月19日読み終わった突如公示された衆院選2026。選挙後はミラノ五輪。放心状態でしたが「自分にできること」を探りたくて読みました。 ネットで少し調べて、投票に行って、SNSに「投票行った」と投稿して、投票した人は選ばれなくて。……政治家の嘘に怒って。そのサイクルを繰り返しているだけで、自分は何もできていなくて。 そんな私に特集名が刺さったんです。読んでみたら“SNS見て絶望してる暇なんかないで”と言われたみたいで気持ちよかったです。左派とSNSは相性悪い、と。 じゃあ、どうすればいいのか。 POSSEを読んでいて思ったのは、政治や社会をある日突然動かすことはできなくても、SNSの外で人とつながりながら活動することが増えたなら、少しずつ変わっていけるのではないか、ということでした。 「見逃してはならないのは、彼の背後にある、約10万人規模のボランティアを基盤とする大衆運動の存在です。アメリカ民主社会主義者の若者たちを中心に、地道に各家のドアをノックし、街中を歩き、選挙運動を支えた。これはたんなる選挙キャンペーンではなく、まさに運動そのものです。」(p.020 社会学者ナンシー・フレイザーさんのインタビュー) 混乱のさなかにあるアメリカで社会主義的政策を掲げたニューヨーク市長 ゾーラン・マムダニが誕生した背景には地道な大衆運動がある、と書かれていました。双方向のコミュニケーションをとっていく運動なら、主婦の私でもできるんじゃないかと思えます。 あと、お金以外の価値基準で生活ができたら、もう少し冷静になれるのかも? たとえば、子どもとの過ごし方。お金を使えば使うほど良いものが手に入るとか良い体験ができるとか、そんな価値観ができあがらないように工夫する。(もちろん、親がこれだけお金を払ってくれた、ということが子どもの自尊心を満たすこともあると思うので、否定したいわけじゃないです。) というか、子どもがそう教えてくれることが多いんですよ。ドキドキするような値段のチケットを買ってテーマパークに行くよりも、近くの公園でママとパパと鬼ごっこしたほうが喜んでくれることがあって。お金で手に入らない“楽しさ”があるって、一緒に知っていきたい。 ほかにも、人と協働して問題を解決できるとか、困ったときに助けを求められるとか。お金を介さずに解決していけるほうが、長い目で見ると強いのではないかと思うのです。 「現状は、労働時間をむしろ増やしたいという人が多くなっている気がします。長時間労働は規制されるようになったけど、インフレになって物価も厳しい。だから、長く働いてもいいから、もっとマシな暮らしをしたいという考え方です。」(p.107「働いて働いて働く」発言の問題点を語る斎藤幸平さん) 積極財政で円安や国の借金がどうなっていくかも気になります。働けばええやんという考え方だともっともっと働かないといけなくなるかも。だから「受け身でいること」から、なるべく遠ざからなきゃ。“行きたい未来につながっているか”想像しながら選択していくだけでも何か変わるかもしれないですし。 ポピュリズムに傾倒している人たちのことを、私は笑えません。不安と孤独がたまっていく仕組みの中で「わかりやすい救い」にすがりたくなるのは当たり前だからです。でも、このままで大丈夫と思えない方も多いのではないでしょうか。 政治家や官僚に丸投げして、あとは文句を言う——そんな今までの私には何も変えられない。だから、小さく行動していかなければ。 そのうえで、支援したい政治家が現れたら支援すればいい。自分で何かできると感じたら、政治に挑戦してもいい。「政治か、日常(個人的出来事)か」ではなく、その往復が必要なのではと。 ここで、私の話に戻ります。 本屋を続けていきたいと思っていました。でも、仕入れて売る——それだけじゃダメかもと思い始めました。 だから今、考えています。どんなことができるのか。私は本さえあれば幸せを感じられるタイプなので、お金に頼らず豊かな生活を送れるヒントがそこにあるのではないか、とか。 SNSより書店よむにわがおもしろい——そう思ってもらえるように、政治の動きを気にかけながら自分にできることを探していきたいです。 POSSEは、労働問題や貧困、若者の生きづらさに焦点を当て社会構造を深く分析している雑誌だと感じました。気休めの希望にウンザリしている方は、ぜひ読んでみてください。 また、この本を読んで気になる本が出てきました。 ヤマザキOKコンピュータさんの『お金信仰さようなら』(穴書刊)。こちら、書店よむにわにも入荷予定です! 明日か来週以降ショップに掲載できるかな。POSSEとのまとめ買いもおすすめです。
久保みのり|書店よむにわ@kubomisan2026年2月18日「渡辺 日本の左派運動の刷新が必要ですよね。日本経済新聞によれば、二〇二五年七月の参議院選挙期間における、党と党首によるX (旧Twitter)の投稿数や推定拡散数は、全政党で社民党が一番多かったそうです。しかし、それがまったく支持・得票の拡大に結びついてない。結局、自分たちと同じ思想の人たちだけで「エコーチェンバー」を形成してしまっています。」(p.055) ポピュリズム=騙されている、と冷笑している場合ではない。選挙以外での活動がキーになってくる。じゃあ、どうすればいいのか。スマホから顔を上げて、具体的に何をすればいいのか。この雑誌で議論されている。選挙結果に「絶望」せず、特集の座談会だけでも読んでほしい。

むぐらばな@mugurabana-252026年2月11日読みたい本と喫茶 サッフォー さんの紹介で気になった② わたしはジーン・シャープを幾度となく紹介しているけれど、見る限りなんの手応えもなく……。自分だけでもやるけど、と、どこかせつなさくるしさがあるのでこれは一読したい。お金がない。

杜@mok_q_2026年2月7日買った「私たちは選挙とSNSに期待しすぎてはいないでしょうか。気づけばSNSで誰かを攻撃したり、慰め合ったり、選挙が近づけば、政党について書き込むことばかりして、それで社会を変えている気になってはいないでしょうか」 図星だったので買ってみた。自分の頭で考えながら読む。







































