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トロス
@tip_tap_top_50
自分のために感想を書きます。自分が感じたことを『面白かった』で終わらせないために。 ネタバレは極力避けます。
  • 2025年11月13日
  • 2025年11月11日
    君のクイズ
    クイズの問題文が読まれる前に正解したという謎を追い求めるストーリー。 『十分に高度な科学技術は、魔法と区別できない』というのが本書のテーマの1つであると思う。つまり、『説明のつかないものは魔法に見える』ということである。 主人公三島は謎を不正によるものではなく、技術による理解を追い求める。 その手段として"クイズ"を分解し、要素を"技術"として説明のつくものに落とし込んでいくが、その過程で明らかになる三島の情熱や人間性こそが本書の魅力であると感じた。 一方で、あらゆることがクイズを起点とするため、蘊蓄やクイズ競技者の技術や思考が多分に差し込まれる。これを冗長あるいは縁遠いと感じる人には三島の情熱との一体感を楽しむことは難しいかもしれない。 一般に、クイズプレイヤーが行う問題の冒頭で回答する行為も非プレイヤーから見れば十分に魔法的である。それらが実は技術であると知ることで日々のクイズ番組を少し異なる視点から見させてくれるかもしれない。
  • 2025年11月10日
    ないもの、あります
    ないもの、あります
    NFM 自分とは上手く噛み合わなかったが、ないものあります、のコンセプトは面白い。 紹介される"ないもの"に対し、『自分ならどうするか』『何があると楽しいか』と自分で広げていける人には合うことだろう。 一方で、私のようにオチやどんでん返しを楽しむ人には物足りないかもしれない。 特にセールストーク調に進められる話の中で、"上手く言ってやった感"が手放しには楽しめなかった。 せっかく"ないもの"なのだから、不思議さや見落としに振り回される使用者の形で読みたかったと思うのは贅沢か。 もしくは、あえてそういったストーリー性を排しているから、この本はカタログたりえるのかもしれない。
  • 1900年1月1日
    カードゲームで本当に強くなる考え方
    カードゲームの中でも自分でカードを選んでデッキを組むタイプのカードゲームのお話。 カードゲームとの向き合い方や確率論、デッキに入れるカードの選定根拠に関わる話をなるべく易しい表現で解説している。 デッキを組むカードゲームをこれから始める人にもオススメできるが、最初は知識の1つとして埋もれるかもしれない。しかし、ゲームが手に馴染んだ頃に読み返すときっと頷きながら読めることでしょう。
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