ないもの、あります
78件の記録
- トロス@tip_tap_top_502025年11月10日読み終わったNFM 自分とは上手く噛み合わなかったが、ないものあります、のコンセプトは面白い。 紹介される"ないもの"に対し、『自分ならどうするか』『何があると楽しいか』と自分で広げていける人には合うことだろう。 一方で、私のようにオチやどんでん返しを楽しむ人には物足りないかもしれない。 特にセールストーク調に進められる話の中で、"上手く言ってやった感"が手放しには楽しめなかった。 せっかく"ないもの"なのだから、不思議さや見落としに振り回される使用者の形で読みたかったと思うのは贅沢か。 もしくは、あえてそういったストーリー性を排しているから、この本はカタログたりえるのかもしれない。



だっしー@chik_4482025年11月9日読み終わったクラフト・エヴィング商會とは吉田浩美氏と吉田篤弘氏による制作ユニットだそうな。 言葉としては存在するのに実物を誰も見たことがないというモノを取り揃えている。例えば「堪忍袋の緒」だの「舌鼓」だの…… 読みながら思わすぶふっと笑ってしまうので、ご注意を。(これは「転ばぬ先の杖」?) 個人的には「おかんむり」のイラストが西洋風の王冠なのは解せない。 2025年の本屋大賞超発掘本。 近年、本屋大賞はこの部門が一番面白い。
ひなこ@hnk9272025年11月2日読み終わったもらったもう一回読みたい@ 国営昭和記念公園東京蚤の市にて、本の物々交換のコーナーがあり、こちらに出会った。蚤の市という場所にぴったりの選書センスに唸りつつ、中身も相当に面白くて、その日のうちに読んでしまった。こんな天才な本いったい誰が!?と思い、吉田篤弘さんの名前を見てめちゃくちゃ納得。お茶目で洒落ててレトロ、童話みたいな小噺みたいな文章。最高の読書体験!





みどりのくま@meinliebing-05052025年10月31日読み終わったこんな面白い商品を扱っているところがあったら是非とも行ってみたい! あったらいいなと思っているあの品もいつか追加されるのかなと思うと、とてもワクワクする。
ばま@33yen2025年9月28日読み終わった久々に会う友達に、あっそうだ本をプレゼントしよう!と思い立って、過去の本はきっと好きそうなので買ってみた。友達に会う道すがら電車で読んでるなう。 やっぱ私は「取らぬ狸の皮ジャンパー」と「冥途の土産」が欲しい。 「冥土の土産」は、Made in 冥土ではなくて、冥土への土産。って話が、なるほと〜と思って好き。笑 前回読んだのは、京都にあるブックカフェ“月と六ペンス”で。座った席で視線を上げたら置いてあったので読んでみた。自分用にも欲しいなぁ。
reina@dawn_392025年6月22日読み終わった星新一好きのわたしとしては、皮肉やユーモアに富んでいて最高に面白かった〜!!! 他人の矛盾をぐさりとつかないように、自分も矛盾だらけということを胸に刻んで生きようと思った... ・もちろん、そこには愛もあれば憎もあり、耐えられないほどの辛い評価が聞こえてくることもしばしばあります。 それに、しっかりと耳を傾けること。すなわち、すべてを聞き入れること。 これを称して、すなわち地獄耳というのであります ・愛したり愛されたりしたいし、世界を敵にまわす勇気もない。しかしこの矛盾というやつを、どうしても認めたくない。 かようなる贅沢を味わいたい方のために御用意いたしましたのが、この一本槍であります。 槍です。凶器です。人を傷つける恐れがあります。 そればかりか、自分の心をも狭くしてしまう恐れがあります。 「それでもいい。矛盾は嫌い。かたくなに頑固一徹を通したい」 その思いこみ、、いや、心意気は貴重です。 この一本槍で、ああでもないこうでもないと言っている自分を、ズブリとばかりにやってしまいましょう。 (当然ながら、他人の矛盾や命も貫いたりしないよう。)
菜穂@mblaq_08252025年5月21日読み終わった本のある暮らし積読家実在しない品々を紹介する架空のカタログ形式の一冊。皮肉とユーモアに富み、まるで落語を聴いているかのような語り口が魅力です。実体のないものの中に真理が垣間見え、日々の模倣だらけの世界に一石を投じてくれるようでした。スキマ時間に読むつもりが夢中になり、あっという間に読了。母の影響で読みましたが、想像以上の面白さに脱帽。オリジナリティを忘れたくない今、ぜひ読んでほしい一冊。



めちる@tanzaniteno2025年4月13日かつて読んだ〈堪忍袋の緒〉や〈地獄耳〉など現物を見た事ないけれど、本当にその場に取り寄せてくれたような本。 どの品物も、一緒に書かれている言葉が面白かった。

サブロー@Sub-Low_BOSS1900年1月1日かつて読んだ感想元々ほんタメで帯文選手権で知ったタイトルでしたが、ここまで面白いとは!!とびっくりしました。 人生において、都合の良いもの、手に入ったらどうします?という夢のような問いに答えをくれる本著。イメージで伝えるならドラえもんがもしも存在して秘密道具を出してくらたら?というニュアンスになっております。 出版はだいぶ昔ですが古臭さは感じず、ユーモアに富み、厚さも薄いので、読書初心者の方でも安心です。 最近読書から離れているな、という方におすすめしたい一冊です!










































































