地下室の手記

地下室の手記
地下室の手記
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス
安岡治子
光文社
2007年5月1日
12件の記録
  • CandidE
    CandidE
    @araxia
    2025年8月22日
    読書計画ではもう少し先の予定だったが、レーモントフ『現代の英雄』を読んだ勢いで、余計者の系譜として読みたくなった。相変わらずめっちゃ面白い。 当訳は、これまで読んだ中で最も、冒頭の主人公が理知的で自意識にも制御が効いているように感じた。これはこれでインテリという背景に整合しており、好印象だった。全体に分かりやすく、すっきりとしてとても読みやすい。文章のドライブ感も、人間としてイってしまった感じも、十分に味わえる。素晴らしい。 ただその分、他訳に比べてねっとりした低域は控えめで、自意識の諸刃の食い込みや神経症的な濁り、あの全てがガンギマったどうしようもない切迫感はやや希薄。良くも悪くも、一生後を引く猛毒は和らいでいるように思われた。読後感は一長一短。二、二が四。
  • 🦀
    🦀
    @doko_da3
    2025年8月16日
    社会批判を含ませてるのはわかるが、なんというか虚栄や自意識が過ぎて自分のプライドも不安定な主人公、久々に本当に好きじゃないと思った
  • tony_musik
    tony_musik
    @tony_musik
    2025年5月24日
    正しさに対するなめらかな反動と愚行権について。とにかくひどい主人公の言動に悩みを浄化してもらえた
  • 敗荷
    敗荷
    @sibue_fjodor_
    2025年4月22日
    かつて新潮で読んだのでこちらで再読。読んでいるとこちらの自意識までもが撹乱される感覚。酔いしれる。ドストエフスキーちゅき。
  • つぐみ
    つぐみ
    @hatsumikage
    2025年3月26日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年3月16日
  • ねこさん
    ねこさん
    @nekosan
    2025年3月13日
    すごく面白い。主人公が現代に生きてたら多分Twitterしてる。 読み終わった。面白いが読みづらい。最初から最後まで人間ってこうだよな〜となる。読んでてあまりにも主人公の考え方や行動に心当たりがありすぎてしんどくなったけど、国も世代も違うのに共感できるのはなんだか感動した。
  • ドストエフスキーの転換点となる気鋭の一作。 当時ロシアに押し寄せた合理主義は、今もなお様々な形で我々の前に姿を現している。 果たして、我々は「合理」を受け入れるべきなのか?
  • okihiko
    okihiko
    @isawcowtipping
    2025年2月3日
  • うつけ
    うつけ
    @uttetsuke
    1900年1月1日
  • はい
    はい
    @igirisunisasagu
    1900年1月1日
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