孤独への道は愛で敷き詰められている
10件の記録
スターガール@yesor_yes2025年10月30日読み終わった「社会の枠組みの中でまともに生きることができないから、自由を求めて様々な土地を渡り歩いているようだったが、尾崎豊じゃあるまいし、自由はあっても愛はなかった。」 「逃げ続けてきたすべてのあやまちに、自分はついに追いつかれたのかもしれなかった。」
もん@_mom_n2025年4月3日読み終わった心に残る一節@ 自宅『自分以外全員他人』が面白かったので、続けて続編も読んだ。内容もさることながらタイトルがあまりにも良い。 p.58 大人が子供を純粋だと言うのは、自分が子供だった頃を忘れているだけで、田舎は素朴でのんびりしているというイメージもまた、それに似た見落としがある。真実を見る目を鈍らせている。つまり、この世はどこまでいっても苦しみの世界だということを。 p.155 逃げ続けてきたすべてのあやまちに、自分はついに追いつかれたのかもしれなかった。
夏しい子@natusiiko2025年3月6日かつて読んだ壊れたパソコンであっても、このパソコンじゃなきゃと思って買うのが結婚であり、長く一緒にいた『好き』だと私は思う。 ありのままのダメな部分を変えていこうとする努力と思いがあれば、ありのままを好きになってほしいと思って良いんじゃないかな。 主人公に、友達でもいいから何でも話せる人がいてほしい。 辛いのに一気に読んでしまった。
yayano@yaya72025年3月5日読み終わった母を嫌悪する男性主人公の作品はよくあるけれど、明確に母の「呪い」を嫌悪する男性主人公は珍しいように思う。起こる事象すべてが母の呪いのせいで、人生に自分に否定することしかおぼえてこなかった人。 この作品には3人の女性が登場するが、関係を頭でっかちに脳内のみで考えすぎて、優しさを先回りしすぎて、自分とも相手とも向き合えずに自滅してしまう。それも母の呪いというが、本当にそうなの? この自己憐憫はとてもよくわかるわりに重苦しすぎず、さくさくと読み進めてしまえるので、もっともっとほかの作品も読みたい。次作も読みます。



