
Yuki
@yuki_1003
- 2025年9月27日パリと本屋さんパリュスあや子読み終わった私の中のパリは、本屋さんが多いというようなイメージはない。どちらかというと、電子書籍が主流で、本を買うことも少ないのではと、読む前は思っていた。 ・ この本は、パリ郊外に住む日本人作家による本屋めぐりの一冊。私が想像していたことは裏切られ、パリにはどうやら本屋が多いそう。本屋には日本の本や翻訳されたマンガも多いとのこと。フランス人にとって、本という存在は大切な人に贈り物をするほど価値が高いものであり、本を通じて人を繋いでいる姿には、憧れを感じた。 ・ この本が出版されたのは、2023年。コロナ禍についても触れられていた。 “会いたい人に会い、行きたい店に行き、食べたいものを食べるー” ・ いつでもできると思っては大間違いというのを改めて感じた一冊だった。
- 2025年9月23日夜更けより静かな場所岩井圭也読み終わった最近、本を買うだけではなく、図書館や図書館cafeで本を借りるようになった。この本は図書館cafeでおすすめされて読んだ一冊。 ざっくり本の内容を説明すると、主人公の就活前の女の子(遠藤吉乃)がお母さんの勧めにより伯父(遠藤茂)が営む古本屋「深海」に訪れる。そこでお勧めされた本「真昼の子」を家に帰って読むと、余韻が抜けないほど興奮する一冊と出会ってしまったことに感動を覚える。誰かにこの読んだ本の感想を交換する場があればというきっかけで、深夜0時〜2時で読書会をすることになった。 この読書会は、課題図書に対する感想などを伝えるもの。参加者は吉乃と店主である伯父の茂を含めた6名。合計6回の読書会をするのだが、参加者それぞれの悩みを反映した読書会となっている。 この本の面白いところは、世の中に存在しない本が出てくるところ。読み勧めていくと、物語に出てく本が読みたくなる。 誰かに小説の面白さを感じられる本を紹介してほしいと言われたら、真っ先にこの本を紹介するかもしれない。続きはないけど、続きを作ってほしいと思わされた一冊。
- 2025年9月14日眠れぬ夜のご褒美八木沢里志,冬森灯,友井羊,大沼紀子,標野凪,近藤史恵読み終わった
- 2025年9月8日暗幕のゲルニカ原田マハ読み終わったまだまだ暑さが続くが、秋っぽく感じる瞬間もある。秋といえば芸術という謎の理論で、原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」を読んだ。 9.11にも触れられているが、今の時代、僕は本を読んでいるがこの瞬間も紛争や戦争で、辛い人たちがたくさんいる。 世界中の人がこの本を読めば、もしかしたら戦争は無くなるのではとさえ、読みながら思ってしまう。でも、そんな単純でもないかと自己完結。 少しモヤっとしてしまった本だった。
- 2025年9月7日
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