水棲生物 水の底のアフリカ

水棲生物 水の底のアフリカ
水棲生物 水の底のアフリカ
オズヴァルド・ルワット
大林薫
講談社
2025年4月16日
8件の記録
  • 海外で受賞多数の本作。アフリカ・架空の国にはなっているが、同性愛が死罪に等しく、貧富と性差の格差が激しい国、と今でもどこかにある国の話。 なにかを受賞、となったときに読まねばと思ったのだと思うが、タイトルから動物ノンフィクションを想像していたらまったくの思い違いだった。 なかなか情緒の激しい主人公カトメに感情移入はできないものの、この不遇(と言って良いのかもわからない。州知事の妻)が国とか大陸固有に由来するだろうから、今ある理不尽ではあるのだろう。 日本からすると過去ではあるが、今また未来でもあるように読めてしまうので恐ろしい。 みんな水の底で生きている水棲生物。そこにもまた序列がある。映像作家である著者の初小説とのことで、末恐ろしさもある。
  • 杞憂
    杞憂
    @ku_akira
    2025年7月7日
  • とめ
    とめ
    @m_ake
    2025年6月21日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年5月13日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年5月11日
  • K
    K
    @readskei
    2025年5月11日
    「過ちを犯したわけでもないのにありのままの自分でいることを拒絶された人」に触れる小説。痛々しく滑稽。
  • 金平糖
    @konpayto_7
    2025年4月23日
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