タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース

タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース
タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース
窪美澄
筑摩書房
2022年12月19日
15件の記録
  • 7月9日読了。 「死」を扱った小説ということで気になったので図書館で借りた。 主人公の境遇や描かれる問題は、暗めのものが多い。 ただ「文章の印象や登場人物の暖かみ」によって気持ちが重くならなかったのは救い。 初めは「死」に対して軽い気持ちだった主人公が、実際に死体や身近な人の死に触れて「生きたい!」と変わっていくのが、成長として感じられたし勇気をもらえた。 また、姉や友達、大人が主人公に対して優しくて、そこは本当に良かったなって思えた。 失ったものは多いけど、希望に満ちているラストで読後感も良し。 自分も「その時が来るまでは、精一杯生きていこう」と強く思えたそんな作品だった。 ナイーブになっている時って、「難しい理屈より純粋な何気ない言葉が薬になる」 こんな気付きも得られた気がする。とても満足。
  • 牛月
    牛月
    @ushi-tsuki23
    2026年5月8日
    以前に表紙買いした本 みんなどこか「普通」ではない人達 最初は主人公の境遇だけを描いていくけれど、話が進む中で彼女を支える人達にもそれぞれの事情があることが明かされいく 「死体が見たい」だなんて満たされていなかったみかげが、自分は無力だと感じながら成長していく、そんな素敵な物語だった (でもどこか浮世離れしているように感じるのはきっと彼女達の普通を自分は知らないだけなのだろう...) 作者さん初めての本だったけど、前から気になっていた小説と同じ人のようで、他の本も読んでみたい
  • ついつい窪さんの作品を読みたくなり手に取った。団地の中で小さな世界で生きている女の子。本当にそこしか知らなくて、他には何も持っていない視点で進むのがすごいなあ。しかし、表紙にある「いつか死体が見たい」というのが、誰もが抱えていそうなただの興味だけなく、生々しく提示されたときの生きている側の葛藤に近いものがなんとも。お姉ちゃんのいつかここから抜け出すという覚悟も、未熟な女の子の全身で抱える悩みも、痛みを伴った凛とした温かさのぜんじろうさんも、ぜんぶ大切に今を懸命に生きたくなった。
  • ふく
    ふく
    @fukufuku02
    2025年9月15日
  • ori
    ori
    @ori
    2025年9月8日
  • ori
    ori
    @ori
    2025年8月29日
  • ゆ。
    ゆ。
    @XtVq4
    2025年8月28日
    七海ちゃんとみかげちゃんの話だけじゃなくて、姉妹だけじゃなくて、その周りの友達の話も含めていろんな家族があって、人生があった。ぜんじろうさんにも人生があって、小説の中だからわかりやすいけど、それは現実でもそうなんだと思った。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月18日
  • michi
    michi
    @michi_428
    2025年3月8日
  • あーち
    あーち
    @88_aaachan
    2025年3月7日
    未来に希望が持てぬ彼女の前に現れたのは、 団地警備員を名乗る老人。 都会の古びた団地。 人は手を取り助け合える。 生と死をめぐる成長譚。
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2024年1月21日
    古い団地に姉と住むみかげは、パン工場で働き夜間学校へ通う毎日。ある日謎のおじいさんに無理やり連れられ団地警備員となり、B棟の各部屋を回るようになって…。ぜんじろうさんが、みかげと読者を、想像とは違う世界へ誘ってくれる。 最初は怖い謎のおじいさん、ぜんじろうさんがとにかく素敵なのだが、主人公みかげを取り巻く面々、姉の七海や学校仲間のむーちゃんと倉梯くんのキャラもいい。それぞれに抱えた秘密を見せないようにしつつも、みかげのために動くうちにポツポツと表れてくるのがわかる。それに応えるみかげもまた、強くなってゆくのがいい。
  • みかげと七海の姉妹は、ふたりきりで生きてきた。みかげの世界は、ぜんじいや夜学の同級生によってどんどん広がっていく。毒母には捨てられたけれど、周りの人たちが熱いくらい温かい。
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