人はなぜ特攻に感動するのか
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yomitaos@chsy71882026年5月13日読み終わった@ 自宅感動する=泣くことに直結しがちなのは何故だろう。鳥肌が立ったり身震いしたり、感動した結果、起こる変化はまちまちなのに。さらに言えば、泣いたからと言って感動しているわけではないと思う。子どもや動物が酷い目に遭っている映画のシーンで泣いたとしても、それは感動しているからとは言い切れない。ただの反射なんじゃないかなと思うことも多い。涙を流しながら「この映画、つまらないなぁ」と嘆いていることだってよくある。 本書のタイトルにある、特攻を描いた映画で泣いたことはあるが、べつに感動はしていない。惨めに死んでいったんだなぁと可哀想になってつい…という感じだ。基本的にエンタメ作品で泣けるというのは、意図的に泣かされていると捉えている。明確にこのシーンで泣いてほしいと思ってつくられているモノに対し、素直に反応しているだけ。 ただ、そこに含まれる感動のロジックが何なのかが気になって読んだのが本書だ。「未来」「自発的な行動」「父になる」の3要素を、ストーリー展開の中で必然性と説得力を持たせながら串刺しにすることで感動の爆発を引き起こせるのではという。わからないでもないが、納得感はなかった。少なくとも、こんなことで感動させられたくはないと思う。 とはいえ、現在進行形で起こっているリアルな戦争は、このロジックが仕込まれているというのは、確かにと思えるところはある。今後この国も戦争に参戦していくことになる可能性があるからには、我々がいったい何故特攻モノで泣かされているのかを理解しておくのは重要だ。
しおみん@eriko_cc2026年3月2日読み終わった著者のお二人が、対談を通じて、映像作品の中での命の扱われ方の表現に、様々な文法があることを見出していく一冊だった。 著書内に取り上げられている作品を観ていたら、自分が作品をどう観ていたのか、を考えることができると思う。 著者に会ったのに、サインをもらうのを忘れた。





















