湿地
24件の記録
macochi@macochi2026年8月23日読み終わったずっと読みたいと思っていた本。フェアで出ていてようやく買った。 いやー、良かったー。なんとも言えない切なさや苦味がじわっと出てくるような、泥を含んだジメジメのスポンジを柔らかく握り締めつついるような、そんな小説だった。
Ayako@aya_rb2026年8月15日読み終わったアイスランドといえば、火山とジェンダー平等の国、ぐらいしか知識がなく、『女性の休日』の印象も強くて、なんとなく女性がパワフルで元気な国、のように思っていた。 でも、考えてみたら北欧圏、冬も長く環境的には厳しい国でもある。特にアイスランドは、単一民族に近く、家系図を遡ると誰もがつながってしまうような近さがあるとのことで、地理的にも閉塞感を感じやすい面もあるのかもしれない。秋から冬にかけてが舞台ということもあって、全体的に常に曇り空の下にあるような、うっすらとした陰鬱さと物哀しさが漂っていた。 著名な作家を父に持つ男性作家の描くこのミステリは、女性に対する暴力と、男性自身が自らの暴力性に向きあう/向き合えない苦しみ、がテーマだなあと感じた。2001年が舞台のせいか、被害者に対する、えっ!と思うような対応もあって、たかだか四半世紀前は、アイスランドといえどこんな感じだったのか、と。 伏線が張り巡らされてすべてが回収されることを読みごたえにしがちな最近のミステリの傾向とは違って、閉じられないもの、そのまま置かれているようなエピソードもあるけれど、シリーズものだからというのもあるだろうし、すべてが回収されず、なんとなく棘のように残るのも良いものだと思う。


Ayako@aya_rb2026年8月11日読み始めた図書館で借りたミステリとSFはできれば常時読んでいたい(けれどなかなか難しい)。 旅行は好きだけど飛行機が苦手な私には、アイスランドはハードルが高過ぎて行くことはないだろうな……。行ってみたい国ではあるけど。 小説ならばどこでも行けるから、この小説みたいに舞台の地図がついていると尚のことうれしい☺️

鱒二@masuji1232026年3月26日読み終わったアイスランドの作家が描くミステリー。アイスランドというと、なんとなく豊かな自然に恵まれた穏やかな国のイメージがあるが、麻薬、犯罪などそのリアルな一面が垣間見れて非常に興味深かった。北欧ミステリー共通の暗く殺伐とした雰囲気がある。ストーリーも読み進むにつれアイスランドに関わる事情が明らかになっていき、目が離せなかった。シリーズ物とのことで、続編も楽しみたい。
雨@little_rain2025年4月27日読み終わった文庫100冊昔読もうとして、淡々とした文体に挫折してしまったのでリトライ。 今はそのシンプルな語り口が読みやすく感じるのが不思議。 追記 著者が何故ミステリ小説を書くのか?という問いに対して引用したイアン・ランキンの言葉がまさしく私がミステリを読む理由を言語化してくれた。「どこかの国を知りたかったら、ミステリ小説を読めばいい、いちばん的確な案内書だ」





















