

鱒二
@masuji123
気の赴くままに興味を持った本をジャンルを問わず読んでいます。
- 2026年8月28日
- 2026年8月23日
- 2026年8月17日
酒を主食とする人々高野秀行読み終わった本当に酒を主食とする人達がいるのかと半信半疑で読み始めたが、最初からトラブル続きで一気に高野ワールドに引き込まれた。現地に入り込み、身体を張って体感する著者はいつもながら本当に凄い。テレビ番組の企画が元になっていることもあり、限られた時間内でたどり着けるのか、その臨場感が非常に面白かった。もっと時間があればさらに深く入り込めたのかと思うと、ややもったいなくもある。 - 2026年8月15日
- 2026年8月15日
- 2026年8月2日
娘が母を殺すには?三宅香帆読み終わった母親と娘の関係性。本やドラマで読んだり見たりすることはあるもののこのように深く考えていたわけでなく、小説や漫画を通した読み解きは非常に興味深く、自分自身に突きつけられた。著者の本の中でも最も鋭く評論されているのではないか。 - 2026年7月31日
夏帆村上春樹読み終わった久しぶりに読む村上春樹の小説。出だしから物語に引き込まれ、一気に読み進めてしまった。やはり文章のリズムが非常に心地よい。主人公の夏帆はもちろんのこと、夏帆の母親、父親、それぞれの視点でいろいろな解釈が語り合えそう。アリクイとか、モーターサイクルの男とか絶妙に不思議でそこがまた面白い。 - 2026年7月21日
同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬読み終わった凄惨極まる独ソ戦が舞台。それを女性狙撃兵を通した物語として読むことで、より過酷になると共に、個性的な女性たちの想いに触れる度に切なくなった。最後どうなってしまうのか、怖さと共に一気に読み進めた。タイトルにもつながる結末は衝撃的。そして、今日もニュースで流れる世界各地の戦争のニュースにやるせなくなる。 - 2026年7月14日
手のひらの京(新潮文庫)綿矢りさ読み終わった京都に住む三姉妹の物語。長女は時にもどかしく、次女にはハラハラさせられ、三女は自分の道を進み、応援したくなる。三者三様の物語それぞれに惹きつけられた。そして、植物園から始まり何気ない鴨川の風景など、京都出身の著者ならではの京都の風景が実に心地よい。京都好きにはたまらない本。 - 2026年7月5日
現代思想入門千葉雅也読み終わった入門とはいえ、なかなか自分には難しかったが、脱構築を始めとして現代思想が、昨今の多様性などの考え方に繋がっていることがわかり、改めてベースとして現代思想などを理解しておくことが重要と認識することができた。非常によくまとまっているので、読み直し理解を深めたい。最後の付録もとても分かりやすく、ありがたい。 - 2026年6月30日
- 2026年6月21日
斜め45度の処世術小川哲読み終わったひねくれ者と自認する著者のエッセイ。確かにひねくれているんだけど、納得感があるというか、ロジカルなので、そういう見方があるのかと面白い。以前読んだ小説思考で書かれていた内容に通じるものがある。 - 2026年6月15日
- 2026年6月1日
タイム・アフター・タイム吉田修一読み終わった冒頭で想像したストーリーは良い意味で裏切られ、自分の若かりし頃を思い出してしまうような青春小説だった。歳を重ねた今だからこそわかることってあって、それは当時は分からなかった。そんなことをしんみり考えてしまう小説だった。 - 2026年5月31日
言語の本質今井むつみ,秋田喜美読み終わったオノマトペから始まって言語の本質に迫る、著書の思考の旅を一緒に体感できるような本であった。個人的には後半以降、特に最後の章の整理がしっくりわかりやすかったが、一連の思考法や探索方法は新鮮で興味深かった。これも自分自身の思考が多分にアブダクション推論をしてしまっているためであろう。 - 2026年5月25日
帆立の詫び状 おっとっと編新川帆立読み終わった前回のエッセイと比較してより著者の考えていることが深く伝わってきて面白かった。何より読みやすい文章で、すっと頭に入ってくる感じがする。独特のユーモアも随所に炸裂していて、著者近影の話は爆笑してしまった。そして、最後のあとがきはとても素敵。 - 2026年5月24日
正欲朝井リョウ読み終わった多様性という言葉は普通に日頃から使い、耳にするが、それも新たな線引きに過ぎない。その残酷さをこれまでかというくらい言語化されていて、身震いするような小説だった。普通とは何かを根本から考えさせられる。中でもクライマックスのやりとりは本当に圧巻だった。 - 2026年5月16日
関係人口の時代田中輝美読み終わった関係人口に関して広く網羅的にまとめられていて、俯瞰して理解しやすかった。どう広げていくか、そのハードルを超えるのがやはり難しいと思うが、色々な具体的事例、取り組みが示されており、示唆になると思う。 - 2026年5月12日
ありふれた家を建てる椹野道流読み終わった家を建てるのはこんなに色々なことがあるのかと思い知らされたが、これが17年前の出来事なんて。一つ一つの会話や反応がリアルでみずみずしく、こんな風に細部まで記憶されてるなんて著者の記憶力にただただ驚かされました。何より登場人物が個性的で本当に面白い。思い通りにいかないこともたくさんあるけれど、やはりこだわった自分の家に住むことは格別なんでしょうね。そのことが本当によく伝わる本でした。 - 2026年5月8日
言語化するための小説思考小川哲読み終わった小説を書くにはこんなにも論理的に思考を組み立てる必要があるという事実に驚きながら一気に読み進めた。斬新で非常に面白く、別の言い方をすれば、ここまで書いて良いのかと思わされるくらい、著者の思考法が描かれていた。何となく読み進めていた文章にこれほどまでに意図が込められていたなんて。もっと注意深く読まねばならない。
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