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鱒二
鱒二
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@masuji123
気の赴くままに興味を持った本をジャンルを問わず読んでいます。
  • 2026年10月10日
    PRIZE-プライズー
    直木賞の選考、作家と編集者の内幕など、どれもここまで書いて良いのかと思うほどリアルな小説。小説を作る世界と作家の狂気が垣間見え、ドキドキしながら最後まで一気に読み進めてしまった。一人一人の登場人物の描写が細やかで臨場感に溢れ、面白い。
  • 2026年10月4日
    はじまりのスープ、夏ゼリー
    誰かと一緒に美味しいものを食べることが1番幸せなこと。そんなあたたかさが溢れた作品。そして料理を作る時の描写が細やかでお腹が空いてくる。特に「あらき」の親子丼は食べてみたい。
  • 2026年9月25日
    人新世の「黙示録」
    第一弾の資本論に引き続き読みはじめたが、6年経過し、その内容は現実的にアップデートされていた。振り返ると2020年頃はコロナも踏まえて共創の方向に進みそうな時代であったが、実際にはそうはならず、より分断が進んだことに気付かされる。著者はもはや絶望からスタートするしかないと言う。それでもなお様々な提言を本書で掲げており、アカデミアの人間としての力強さと理想主義を感じた。
  • 2026年9月23日
    本屋さんのある街で
    本屋さんのある街で
    5人の作家さんによる書店にまつわるアンソロジー。どれも素敵なお話で、本と人との触れ合いに心が和んだ。 街の本屋さんは今では本当に少なくなってしまったけれど、子供の頃は、雑誌を買ったり、本を取り寄せてもらったり、時には雨宿りさせてもらったりと、本屋さんが毎日の生活の一部だった。もっと本屋に足を運ばねば。
  • 2026年9月21日
    戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない
    アメリカからの経済制裁のニュースで国際刑事裁判所所長をされている著者の存在を知り読み始めた。当たり前にあると思っている「法の支配」が「力の支配」へと逆行しているのではないかという危機感を著者の実体験から改めて強く思い知らされたし、まだまだ日本の法制度に足りない部分があることが分かりやすく実例と共に説明されていて、理解を深められた。個人的に赤根さんの生い立ちについて書かれた第三章が人柄と強さ、意外な一面を感じられ、興味深かった。
  • 2026年9月12日
    「夫婦」不在社会
    確かに親子の物語でも母と子が中心となり、父の話はあっても夫の存在は小さい。そんな夫婦やパートナーの関係性な問題を読み解く一冊。夫婦のコミュニケーションの難しさは改めて考えさせられたが、その課題認識は著者の「なぜ働いていると・」ともリンクしているように思う。村上春樹の作品が多く引用されていて、村上春樹作品論としても楽しめた。
  • 2026年9月10日
    みみずくは黄昏に飛びたつ
    みみずくは黄昏に飛びたつ
    村上春樹に川上未映子が訊く豪華なインタビュー。井戸や地下2階などまさに村上ワールドの真髄部分の話も興味深かったが、個人的には第三章の文体や女性の描き方に迫る部分が非常に面白かった。気になるところは何度も聞き直し深部に迫る川上さんと、それに真摯に応える村上さん。本当に贅沢なインタビューだった。善き物語の力を信じているという箇所も力強くて素敵。お二人の小説をまた新たに読んでみたい。
  • 2026年9月6日
    多類婚姻譚
    多類婚姻譚
    結婚にまつわる様々な立場のいる人たちの物語。会話の一つ一つに頷かされたり、そんな風に捉えるのかと驚かされたり。解像度の高さに一気にストーリーに引き込まれ、あっという間に読み終えてしまった。面白かった。皆それぞれ生き辛い時代だと改めて思うのと、ある人には些細なことでも相手にとっては戻れない起点にもなってしまうことの怖さを思い知らされた。まさに今の時代を切り取った小説。
  • 2026年9月4日
  • 2026年9月3日
    人新世の「資本論」
    行き過ぎた資本主義や気候変動は非常に大きな問題であり、コモンの考え方も理解するものの、その実現性の話になるとやはり課題が多いと感じてしまう。書かれた2020年から6年経ち、EVの伸び悩みやメガソーラー問題など脱炭素化の動きも変わって来ている現在では、また状況が変わってきているように思う。新著でどのようにアップデートされているのかが気になる。
  • 2026年8月28日
    元彼の遺言状
    元彼の遺言状
    奇抜な設定に驚いたが、登場人物が個性的でどんどん読み進めた。終盤の謎解きも鮮やかで清々しい。軽快なミステリーだった。
  • 2026年8月23日
    本なら売るほど 2
    2巻も良かった。人の繋がりも気になってくる。
  • 2026年8月17日
    酒を主食とする人々
    本当に酒を主食とする人達がいるのかと半信半疑で読み始めたが、最初からトラブル続きで一気に高野ワールドに引き込まれた。現地に入り込み、身体を張って体感する著者はいつもながら本当に凄い。テレビ番組の企画が元になっていることもあり、限られた時間内でたどり着けるのか、その臨場感が非常に面白かった。もっと時間があればさらに深く入り込めたのかと思うと、ややもったいなくもある。
  • 2026年8月15日
    本なら売るほど 1
    本好きにはどれもたまらないエピソードで沁みる。次が早く読みたい。
  • 2026年8月15日
    葬儀を終えて
    葬儀を終えて
    これぞクリスティ。登場人物の会話に注意しつつというか色々注意させられ、まんまと著者の術中に陥ってしまった。なるほどと唸らさられる見事なミステリー。
  • 2026年8月2日
    娘が母を殺すには?
    母親と娘の関係性。本やドラマで読んだり見たりすることはあるもののこのように深く考えていたわけでなく、小説や漫画を通した読み解きは非常に興味深く、自分自身に突きつけられた。著者の本の中でも最も鋭く評論されているのではないか。
  • 2026年7月31日
    夏帆
    夏帆
    久しぶりに読む村上春樹の小説。出だしから物語に引き込まれ、一気に読み進めてしまった。やはり文章のリズムが非常に心地よい。主人公の夏帆はもちろんのこと、夏帆の母親、父親、それぞれの視点でいろいろな解釈が語り合えそう。アリクイとか、モーターサイクルの男とか絶妙に不思議でそこがまた面白い。
  • 2026年7月21日
    同志少女よ、敵を撃て
    凄惨極まる独ソ戦が舞台。それを女性狙撃兵を通した物語として読むことで、より過酷になると共に、個性的な女性たちの想いに触れる度に切なくなった。最後どうなってしまうのか、怖さと共に一気に読み進めた。タイトルにもつながる結末は衝撃的。そして、今日もニュースで流れる世界各地の戦争のニュースにやるせなくなる。
  • 2026年7月14日
    手のひらの京(新潮文庫)
    京都に住む三姉妹の物語。長女は時にもどかしく、次女にはハラハラさせられ、三女は自分の道を進み、応援したくなる。三者三様の物語それぞれに惹きつけられた。そして、植物園から始まり何気ない鴨川の風景など、京都出身の著者ならではの京都の風景が実に心地よい。京都好きにはたまらない本。
  • 2026年7月5日
    現代思想入門
    現代思想入門
    入門とはいえ、なかなか自分には難しかったが、脱構築を始めとして現代思想が、昨今の多様性などの考え方に繋がっていることがわかり、改めてベースとして現代思想などを理解しておくことが重要と認識することができた。非常によくまとまっているので、読み直し理解を深めたい。最後の付録もとても分かりやすく、ありがたい。
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