この話のクリストファー、なぜかかっこよく見える。

久しぶりに初心に帰るため再読開始。 同「魔法使いクレストマンシー」シリーズの、『クリストファーの魔法の旅』が文庫化するらしいので、とても嬉しい。 このシリーズの中で、一番読み返していない作品なので、新鮮な気持ちで読んでいる。

念願叶い、ようやく小説版のドクター・フーの一冊を読むことができた。 非常に読みやすく、訳者の関口氏のほかの訳した小説も読みたくなってきた。 p.178 「(略)わたしはやっと私は悟った。生きるとは闘うことだと。」 p.235 「そして、最後にもうひとことつけくわえさせてもらえるならばだ、チェスタートン君」と、ドクターがごくおだやかにことばをはさんだ。 「つねに、真実を探求することだ」 デイヴィッド・ホイティカー著 ; 関口幸男訳 (1980) 『時空大血闘!』（ハヤカワ文庫, SF . ドクター・フー・シリーズ||ドクター フー シリーズ）早川書房.

読みやすい。

物語展開は早い。カラアゲとの話というよりは主人公佐橋くんの周囲との出来事。もちろん癒やされるけど、もっとカラアゲが見たい。

本当に短いものから、色々な長さの短編集。皮肉がきいている作品が多くて読み応えがあった。