地図なき山

地図なき山
地図なき山
角幡唯介
新潮社
2024年11月20日
18件の記録
  • 読了。 4回にわたる日高山脈の登山ドキュメントだけど、それだけではない。太古の人々と極力同じことをしたい、感じたい、つまり情報(地図)を持たないという条件で始まる。山行につれ手書きの山の地図が少しずつ更新されて、何度も文章の間に出現する。『人間の営みとは何か』という問いの答えの一つが提示されていて、説得力があった。 野田知佑さんのユーコン川をカヤックで下る話なら、もしかしたら私にも可能性あるし、読んでいて夢が膨らんだけど、この本の『地図なし登山』はできない。だから実行して伝えてくれて、ありがとうございます。 私は魚釣りも狩猟もできないので、もし古代に生まれていたら『移動しない』人だろう。自分に農耕民族の血を感じます。
  • こういうジャンルが好きなこと、いよいよ自覚。 第一章の数ページでやはりGoogleマップを起動してしまう。登山口の位置を把握したい。でも始まるのは『地図なき山』ですって。
  • Rebelbooks
    Rebelbooks
    @rebelbooks
    2025年5月13日
  • m4
    m4
    @m4
    2025年5月12日
    https://spotify.link/8OasPJtpiTb 北海道の地名であることもあって読みやすかった。 (あっという間に読んでしまった) チキさんの番組にも出ていたので、こちらもオススメ。 服部さんの本も併せて読みたい(みすずから出ている分水嶺のやつね)
  • m4
    m4
    @m4
    2025年5月11日
  • kasa
    kasa
    @tool
    2025年4月27日
    先日読んだ【バリ山行】のメガさんの実写版という感じ。 「登山というのは本来、目の前にある山そのものと対峙し、常時流転する状況に応じて動き、そうすることによって山そのものを体感するところに醍醐味があるはずなのに、これでは山ではなく計画にむきあって登っていることになるからだ。」
  • 高橋佳久
    高橋佳久
    @apple
    2025年3月31日
  • ken
    ken
    @ke43mo6
    2025年3月24日
  • 平民金子
    @heimin
    2025年3月16日
  • ieica
    ieica
    @ieica
    2025年3月10日
  • anraQ
    anraQ
    @aaa_aaa
    2025年3月8日
  • 人工的なものにも人間にも会いたくなかったのが、人から情報を得ることの意味を実感したあとガラッと変わるのが面白い。大昔の人たちだって、別のグループに会ったら情報交換したでしょうしね。
  • 図書館で取り寄せてもらって読んでいます。期限厳守で借りているが、少し読んで面白いのでいずれ購入しようと思う。システム化、検索や情報化の世の中から脱するために地図なしで山に登るという普通なら危険極まりないことをする角幡さんのノンフィクション
  • テストを兼ねて。今読んでいる1冊。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved