地図なき山

18件の記録
- 黒糖まんじゅう@hyo-1232025年7月7日読み終わった読了。 4回にわたる日高山脈の登山ドキュメントだけど、それだけではない。太古の人々と極力同じことをしたい、感じたい、つまり情報(地図)を持たないという条件で始まる。山行につれ手書きの山の地図が少しずつ更新されて、何度も文章の間に出現する。『人間の営みとは何か』という問いの答えの一つが提示されていて、説得力があった。 野田知佑さんのユーコン川をカヤックで下る話なら、もしかしたら私にも可能性あるし、読んでいて夢が膨らんだけど、この本の『地図なし登山』はできない。だから実行して伝えてくれて、ありがとうございます。 私は魚釣りも狩猟もできないので、もし古代に生まれていたら『移動しない』人だろう。自分に農耕民族の血を感じます。
- 黒糖まんじゅう@hyo-1232025年7月1日読み始めた借りてきたこういうジャンルが好きなこと、いよいよ自覚。 第一章の数ページでやはりGoogleマップを起動してしまう。登山口の位置を把握したい。でも始まるのは『地図なき山』ですって。
- m4@m42025年5月12日読み終わったhttps://spotify.link/8OasPJtpiTb 北海道の地名であることもあって読みやすかった。 (あっという間に読んでしまった) チキさんの番組にも出ていたので、こちらもオススメ。 服部さんの本も併せて読みたい(みすずから出ている分水嶺のやつね)
- kasa@tool2025年4月27日読み終わった先日読んだ【バリ山行】のメガさんの実写版という感じ。 「登山というのは本来、目の前にある山そのものと対峙し、常時流転する状況に応じて動き、そうすることによって山そのものを体感するところに醍醐味があるはずなのに、これでは山ではなく計画にむきあって登っていることになるからだ。」
- なかやま@asheepinthewell2025年3月7日読み終わった借りてきた人工的なものにも人間にも会いたくなかったのが、人から情報を得ることの意味を実感したあとガラッと変わるのが面白い。大昔の人たちだって、別のグループに会ったら情報交換したでしょうしね。
- 旅本好き@artisttomo2025年3月6日読み始めたまだ読んでる借りてきた図書館で取り寄せてもらって読んでいます。期限厳守で借りているが、少し読んで面白いのでいずれ購入しようと思う。システム化、検索や情報化の世の中から脱するために地図なしで山に登るという普通なら危険極まりないことをする角幡さんのノンフィクション