アイヌからみた北海道150年

8件の記録
- はるにれ@Elms11302025年5月8日読み終わった借りてきた読書メモReadsで見かけた本を図書館で見つけて借りた。まずはこれを手始めに、なんて思って読み始めたけれど、長くはないひとりひとりの言葉に立ち止まることが多くて。それぞれの人生、それぞれの思い、それぞれの150年。
- 都麦@tsumugiterao2025年4月17日読み終わった@ 胡弓 原宿店ふむふむアイヌ1冊目の課題図書。 いまを生きるアイヌの人々の語りが、人の数だけの角度から紡がれたのち、最後に迎える新井かおりさんと鵜澤加那子さんの文章。個から論へ発展させ、その論から最後はまた個のリスペクトへ。この本の構造がとても真摯で、その姿勢からも感じることがとてつもなく多い良書。自分の当たり前がいかに自分だけの当たり前かという事実に打ちのめされる。 法は、政策は、育てゆく苗である。 自分の生まれ育った愛する故郷、北海道/アイヌモシリを、愛し続けるために、自分に何ができるのか考え続けたい。 [「人間である」とは、物語を継承し、紡ぎ続けるということです。痛みに向き合い、受け入れ、それを希望にすることができるのは、人間である証です。]
- hina@hina13f2025年4月10日読み終わったアイヌ「アイヌネノアンアイヌ」 アイヌ(人間)として。 ただ、アイヌとして生まれてきたひとたちの、語り。 なにものでもなく、ただアイヌ(人間)として生まれてきたというだけの、32人の語り。 勝手にナラティブを作るな。 アイヌだって和人だって、ひとりひとりに、さまざまなナラティブがある。 押しつけるな。だれも排除するな。 亡びゆき 一人となるも ウタリの子よ こころ落とさで 生きて戦へ (バチラー八重子)
- あずき(小豆書房)@azukishobo2025年4月7日読み終わったひとりひとりの思いをじっくり読んだ。知識として知ってはいても、本当の意味で分かっていなかったこと。分かっていないこと。 自分の中の自分と比較したり、自分の中の歴史を思い起こしたりもしながら読んだ。 ある面でマジョリティの側にいる(いた)ことに対するうしろめたさを感じたときに、そこで停止してしまうのではなく、そのうしろめたさをいったん堪えて、まずは知ること、知ろうとすることの大切さ。 人々の語りを書き留め、残していくことの大切さと尊さ。 この本を読めてよかった。