作家と編集者
15件の記録
- 本とコーヒー@mystery_1ike2026年6月4日読み終わったタイトルに惹かれて。作家と編集者といえばバディ的なイメージもあるが、そこは東京創元社さん。みんな一捻りあって読み応えが合った。 「邪悪な香り」読み進めて行くと「結局こういうことなんじゃないか」とハスに構える気持ちと「いや本当はああなんじゃないか」と考え、行きて戻りてでなんとか行間を読もうとしてしまう。想像力を刺激された。 「「餅屋」の言うこと」江戸の役者番付の作者という、そんな人がいたのかーから始まって、目の確かなはずの番付がなぜ狂ったのか?というミステリを挟み、読み終わりはじーんとくる。文章も匂い立つようで、四遍の中では一番好き。 「行きて帰りし物語」児童文学の作者さんの話。物語に向き合うには血潮のような情動が必要になるんだなあ。そんな話読みたくない。そう言いたくなる気持ちもすごく分かった。 「金城氏」あっぱれ!という気分で本を閉じた。小説って自由だなー。理解できない部分もあったけど、最後にはクスッと来てしまった。
阿部義彦@xtc1961ymo2026年4月29日読み終わった東京創元社の文芸誌『紙魚の手帳』の特集「作家と編集者」に書き下ろしで掲載された4作品をまとめて文庫化したものです。全て初読みの作家さんばかり。どれも読ませます。何となく全体に共通すると思ったのは、作者との騙し合いと言う要素。特にラストの乗代雄介さんのは、かなり捻くれてていて、創作論、バージニア・ウルフの『灯台へ』にまで例を引き、意識の流れ、描写している主体は誰かまで、踏み込んでいて、最後は鮮やかな手並みで消失?一番気に入りました。




























