新潮 2026年 3月号

12件の記録
itshin@it_shine2026年3月7日読み終わった村上春樹「夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン」を読んだ。 村上さんはこれを病床で書いたのかな、とか思ったりした。 それぞれのパーツに意味なんてものは多分なくて、そういうものとして物語に存在していなくてはならず、そうして、この小説は成り立っていて、そのことに口出しすることはできない。 口出しするのであれば、自分で書くことだと思う。そういう自分の理想みたいなものを。

1129_ymoi@1129_ymoi2026年2月16日読み終わった村上春樹さん『夏帆』連作完結。 やっぱり好きだなと思った。まだわからないことも多いけれど、読んでいて楽しく、新鮮な喜びがある。 とはいえ、単行本の情報が出てない感じを見ると、もう少し完成版は長いとか、もうひとつのサイドがあったりするんじゃないか?とか思ってしまう。 新潮での連作というのもなかなかないパターンだし、新潮社からこの分量で発表されるのか?と邪推。 ただ、ジャパン・ソサエティーのスピーチやニューヨーク・タイムズのインタビューで、書き終え夏頃に出ると言っていたのは、この作品だと思うので、これが全てなのかもしれない。

mimitome@mimitome2026年2月13日読み終わった一昼夜徹頭徹尾筋金入りの村上主義者です。好きな自治体は村上市と大磯町です。好きな山は南青山です。新作は宮崎駿における君たちはどう生きるかと同じように過去作品の焼き直しを感じる描写がありました。とりわけ海辺のカフカ感マシマシだったような。いつも通り、あの世とこの世のちょうど真ん中あたりで不思議な人や不思議な出来事に出会います。女性が主人公なのは珍しい。最後の台詞が切なかった。
傾眠@lowgal041900年1月1日読み終わった『盗癖(筒井康隆)』 筒井康隆、名前は何度も見たことがあるけれど読んだことがなく、ずっと気になっていた!まず読んで思ったのは、小川洋子を読んだ時とおなじ、会話の書き方が好み。 万引きを企てるシーン、頭では女学生のような会話なのに実際は主婦という年齢なのも、結局失敗し警察に連絡すると言われたとたん泣いて謝るのも、気味が悪くて腹が立ってきて、面白い。軽薄すぎるだろう。しかも懲りてない。他人事なのであざ笑えてしまうが、実際肉親がやってたらドン引くだろうなあ。 物語の締め方も小賢しくて好き。限りなく悪気を感じない悪意が、最後の最後まで腹立つ。 『ドールの夫たちと他者性(濱野ちひろ)』 "人間と人間でないものの恋愛事情" 自分の隣に実在するセックスロボットで、創作を紡ぐようなものだろうか。オリジナルキャラクターを愛することに近いような気がする。でもその一方で、ただ単純に道具として扱う人もいるらしい。…わからん。自分には分からない世界すぎる。世界って広い。 「人間同士の関係が一方通行じゃないってどうして言える?返事をしてくれるから?それとも、愛情を返してくれると感じさせてくれるから?」 確かになあ…と思った。返事をしてくれていても、別に分かり合えてるとは限らないしなあ。むしろ分かり合えない方が多いのでは、というか、そんな簡単に分かり合えてしまったらつまらなくなって、長く関係が続かないのでは、とも。





