噛みあわない会話と、ある過去について (講談社文庫)

68件の記録
ぐーぐー@guuuma_2026年10月4日読み終わったおもしろくて、止まらなくて一気に読んじゃった。 「パッとしない子」「早穂とゆかり」が特に心に残った。 これは、たしかに怪談だ。 私の両親は教員だし、私もいじめを受けたことがあるので、なんか、すごく、すごくよかった。 加害者はいつも覚えてなくて、何も考えてないんだよなって怒りを覚えるのと同時に、自分もそんな何も考えずに誰かに何かをしてしまってるだろうと思って、肝が冷える。 有名人だったり、人気者でみんなに好かれてて、みんなが大好きな人が、自分のことを嫌っている。理不尽に嫌われてるのかと思ったら、自分が加害者だった時の居た堪れなさと、心臓が痛くなる感じ、身に覚えがあって辛かった。 みんなから好かれてる人気者が嫌っているのだから、私ってすごく悪い奴なんじゃないかと思ったり。 みんな被害者になった時のことは考えるけど、加害者になった時のことはあまり考えない。 私は加害者になるほうが怖い。 この本はきっと今後も読み返す。 辻村深月作品をはじめて読んだけど、本当に良かったです。 他の作品も読んでみよう。



ぐーぐー@guuuma_2026年10月3日読み始めた「私たちは、ナベちゃんのことを軽んじていた。もっというなら、舐めていた。」 「私たちのように、ナベちゃんを便利に使うのではなく、唯一無二の存在として考えるナベちゃんの嫁を、ナベちゃんはきっと心の底から愛している。」p.40 「『世の中には、尊敬しなくていい大人もいるんだ、と。佐藤先生は、ぼくにそれを教えてくれた、初めての人です』」p.80 「人の言葉をいちいち覚えていて、勝手に傷つくのはやめてほしい。こっちはそんなに深く考えていないのに、繊細すぎる。」p.83 「娘の成人式の着物にお金をかけたことを、『後悔』する。それは、とても寂しい考えのように思う。」p.135 「この気持ちを絶対に忘れないようにしようと思った。」p.140 「いじめというと、まるで、その子には何も非がなくて、周りだけに責任があるような気がする。けれど、ゆかりの場合はそうじゃない。私たちの方はみんな大人で、彼女だけが浮いていた。」p.181 「なるほど、普通の生活をしていたら浮いてしまいそうなマダム然とした格好だ。少なくとも、早穂にはできない。」p.183 「早穂が夫や同僚とともにゆかりを笑ってきたのと同じくらい、おそらく、彼女の世界でも、自分は笑われてきたに違いないのだ。」p.219 解説 『密室で幽霊について話し合っていると、かつての痛みが蘇り、かつて言えなかった言葉が声になろうとする。凍結されていた過去が解凍され、幽霊が息を吹き返す。」p.229
いた@yo21ita2026年9月5日読み終わった借りてきた読みやすさのわりに内容は結構ハードだった…! これまでの人生や人との関わりの中に、傲慢だったところがなかったか?と終始詰めらている気持ちになった。 解説の方の言う「幽霊」と今後もし対峙することになったときには、許してもらえずとも誠実に謝れる人間になりたい。(この本の登場人物たちからはそういう誠実さを感じることができなかったとも言える)
ほしだ@yominemuru_2482026年8月21日読み終わった借りてきた人の怖さが生々しかった。 私もいつかこんな風に噛み合わない会話に直面して、何も話せなくなってしまうときがきてしまうのではないかと怖くなった。 人との関わり、言葉の使い方は慎重に丁寧に気をつけようと思った。

ヨミノ@bebetoto2026年3月30日読み終わった友達からの勧めで購入 これは面白かった 面白いんだけど胃がちりちりしてきて、誰でも覚えがある記憶を、誰かに示される感じ…気になったらぜひ読んでほしい。一緒に苦しんでほしい。

パン·オ·ショコラ@mw11222025年10月30日読み終わった借りてきた人の心の痛々しいところに切り込む短編集。 ほぼホラー。怪談だ。 読んでいてヒリヒリする。思わず自分の言動を振り返ってしまう。








miyaco@ppcham332025年8月13日読み終わった『パッとしない子』がいちばん印象に残っています。いい意味で最悪というか、ダメージを負ったというか……。背中がガッと寒くなりました。 余談ですが、小説を読んでいてこんなに口の中が苦くなったのは朝井リョウの『何者』以来です。 『ナベちゃんのヨメ』が的確かつ、気軽に共感のしやすい形で人間関係の生々しさやあるあるを描写していたので、油断していました。どの話もこれくらいの生々しさの重量?(という表現で伝わるか不明ですが)で進むのだろうと勝手に頭が認識していたので、『パッとしない子』には背後から刺されるようでした。(正直、衝撃的すぎて読んだ後の記憶があまりない笑) また時間を置いて読み返したい一冊になりました。ありがとうございます!

















































