民主主義の非西洋起源について(1011)
31件の記録
汀@migiwa2026年9月12日読み終わった「忘れられた日本人」関連本③ 知識が追いつかないけど、エッセンスは感じ取った 特に意思決定と実行に関する箇所は、小さなコミュニティでは、とても参考にできる ・垂直構造ではなく水平構造、上意下達をよしとしない、周縁化される人々の声を反映させる仕組み ・多数派民主主義が発生しうるのは、「人びとが集団的意思決定に際して平等な発言権を持つべきだという感覚」「決定事項を実行に移すことができる強制力を持った装置」 ・コンセンサスプロセスは、誰1人として同意を拒もうと思うほどには異論を感じないような決定を生み出すためになされる、妥協と総合のプロセス ・民主主義的実践ー平等志向の意思決定プロセス-は人間の生活が強制力を備えた制度構造の外部で営まれるどんな場所にも出現する、時間的または空間的な「あいだ」の空間に生じる ・矛盾と言うべきは、民主主義的手続きや実践を国家の強制メカニズムと結合させようとする不可能な夢を基盤としていること ・今日私たちが経験しつつあるのは民主主義の危機ではなく、むしろ国家の危機

torajiro@torajiro2026年7月17日読み終わった『万物の黎明』が有名な人類学者グレーバーの論文、というよりは評論。民主主義は古代ギリシャから続く西洋起源のものであるという説を問い直し西洋を相対化する。構成員の間での意見の調整や対話的な試みは洋の東西を問わずむしろ一般的なものであるというのは言われるまでもない話ですが、民主主義という言葉を使うときに、社会契約説やフランス革命以降に整備された諸制度により成り立つ仕組みを指しているのか、根本の理念のことを指しているのかによって話が変わってくるということでしょう。ややこしいのはフランス革命以降の諸制度によって成り立っているのが単なる仕組みではなく資本主義も合わさった文化にまで広まっていることか。 で、グレーバーは西洋を相対化してどうしたいかというと、それが副題にもある”「あいだ」の空間の民主主義”ということになります。人と人のあいだに権力は生まれるのだから、根元からもう一度考えようというのは、これだけ分断の流れが強い社会の中では重要なこと。ハンチントンをこき下ろしたり論の立て方が強くて面食らう部分もあるが、真っ当なことのように思う。日本でも超高齢化社会が進み、地域の過疎化も進んでいく中で私たちの暮らしをどのように決めていくかという際には、参考になる議論ではないかと思います。

hina@hina13f2026年7月9日読み終わった実践としての民主主義が発生するのは、国家の視界の外(あいだの空間)でどうにかやっていこうと努力する時。 つまり、、、? 国家は無用。 国家は、決定事項を強制力によって実現しようとする装置であり、コンセンサスを得ようとはしない。 ひとことで言うと、「わしもグレーバーになりたい」。




saeko@saekyh2026年5月16日民主主義が「西洋」で生まれて世界に広がっていったという傲慢さを痛烈に批判し、そもそも民主主義と国家は両立しえないと常識を根本から引っくり返す。逆張り精神がすごい!












