流れる星は生きている改版

流れる星は生きている改版
流れる星は生きている改版
藤原てい
中央公論新社
2002年7月1日
10件の記録
  • ぽてこ
    @potepote
    2026年2月21日
  • めぽ
    めぽ
    @mepocurry
    2026年2月17日
  • 水温
    水温
    @mz_nrm3
    2026年1月25日
    骨身が擦り切れるような寒さ、痛み、憤りが具に伝わるような凄まじい記録である 過酷な状況に置かれた人々の飢え、生活がどうにもならない歯痒さ、家族と引き裂かれる悲しみ、一瞬に灯る仲間のあたたかさ、生きるための駆け引き__それらの光景が目の前に迫り来るようだ 「生きて日本に帰る」という使命感を命綱のように握り締める日々と、不意に死に引き寄せられる瞬間 このあわいに彷徨いながらも、一歩を踏みしめながら生きぬき、故郷へ辿り着く母子の姿には畏敬の念を抱かざるを得ない 殊に子どもたちの生命の逞しさに胸を打たれるのだが、その姿はひどく労しく眩いのだが、同時にあのような苦しみを味わう幼いいのちがあったという痛ましい事実に動揺してしまう そしてまだそのような子どもたちが沢山この世界にいるのだと思うと、本当にやりきれない 大人たちが利益や権威を得るため、あらゆるかたちの暴力をもって子どもらを傷つける時代が、はやく終わって欲しいと願う もうこれ以上、何かが過剰に便利になったり速くなったりしなくていいから
  • れおぴん
    れおぴん
    @leopin0801
    2025年10月18日
  • あまぎ
    あまぎ
    @zfch8888
    2025年5月2日
    P.157 「日本人、ほんとうに気の毒だと思っています。だが、今あたなにものを上げると、私は村八分にされます。今まで私たちが苦労していたのは日本の政治が悪かったからだと、日本人をみんな恨んでいます。でも、あなた方にはなんの罪もありません。今、私がものを捨てますから、あなたは、それを、急いでお拾いなさい」 「ありがとう、ありがとう」 私は何べんも頭を下げて、道へ出て待っていた。主婦はパカチ(朝鮮の器)へいっぱいに、御飯と、朝鮮漬と、みそを入れて運び出して来て、私の目の前のヤブの中へ置いた。そして、後を見ずに、さっと家の中へ入ってしまった。 「ありがとう、ありがとう‥‥‥」 私はふるえる手で、パカチから持っていたふろしきの中へそれをあけた。何日ぶりで、いや、何ヵ月ぶりで触れることのできた米の粒であろう。 「さ、早く帰りましょう。おうちへ帰って、食べましょう」 唇がふるえて、言葉がまともに出て来なかった
  • hifumii
    hifumii
    @higufumi
    2025年1月6日
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