この人を見よ

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編集Lily@edition_lily2025年12月31日読み終わった〈あるいはあのディオニュソスの化身、アレクサンドロス大王が、私の父であるかもしれないのだ。……私がこれを書いているこの瞬間に、郵便でディオニュソスの首が私のところに配達される。……〉 ニーチェがぶっ壊れる直前に書いた、ニーチェによるニーチェ著作解説書。ニーチェ入門書として最適とも言われるけれども、それはどうかなあ、と個人的には思う。すでにだいぶ様子がおかしい。 引いたくだりは、狂ったニーチェが版元に送った校正の箇所で、本書ではその校正が上記の文章として反映されていて、素晴らしいと思った。
こここ@continue_reading2025年6月7日読み終わったお風呂Kindle読書、先月に引き続きニーチェを読んだ。 ツァラトゥストラは読み通すのが結構大変だったけど、そこはかとなく感じるニーチェの情熱(それが『力への意志』であるからだろうか)から離れる事が出来なかった。 『この人を見よ』は翻訳者の丘沢静也さんのあとがきによると「ニーチェによるニーチェのためのニーチェ案内」であるらしい。 どんだけドイツ嫌いなんだこの人はと思いながら読んでた。 最終章の人間の身体性や本能的欲求、健康を大事にせよというあたりがとても好きだった。 この時代に、ここまで宗教的態度を批判する事が出来るなんて、、天才?という言葉が軽くさえ思えた。














